退職は「逃げ」じゃない。退職代行の法律事務所を描く「さよならブラック企業」1巻

「さよならブラック企業 働く人の最後の砦『退職代行』」1巻

外本ケンセイ「さよならブラック企業 働く人の最後の砦『退職代行』」1巻が、本日10月12日に発売された。監修は弁護士の小澤亜季子が務めている。

「さよならブラック企業」は退職代行を行う法律事務所が舞台の作品。ブラックな営業会社で働く水城リコは、上司によるパワハラ、度重なる休日出勤といった劣悪な職場環境に悩みながらも、「絶対に逃げない」「最後までやり通すんだ」と耐える日々を送っていた。そんなある日、リコは退職代行を扱う弁護士・不知火基子と出会い、「耐えていればいずれ報われるなんて考えは…自分を殺す事になる」「人生の選択肢は無限にあるんだよ」と言葉をかけられる。その後とある事件が原因となり、会社をクビになってしまったリコ。やがて彼女は、不知火が務める法律事務所の事務員として働くことになり……。「さよならブラック企業」はヤングキング(少年画報社)で連載中だ。

なおYouTubeでは小澤と、「マンガで分かる心療内科」シリーズなどの原作で知られる精神科医・ゆうきゆうによる対談が公開されている。