楠本まき「赤白つるばみ」の続編を収録した単行本発売、描き下ろしも

「赤白つるばみ・裏/火星は錆でできていて赤いのだ」

楠本まき「赤白つるばみ・裏/火星は錆でできていて赤いのだ」の単行本が、本日7月22日に発売された。

同書に収録されている「赤白つるばみ・裏」は、単行本上下巻が刊行されている「赤白つるばみ」の続編にあたる物語。「赤白つるばみ」では声の色が見えるという芸術家の老女から「白い子」と呼ばれる大蛇丸と、その声を「赤白つるばみ」と称される由良ノ介の兄弟、2人の幼なじみであるヒルコらを軸に物語が展開されており、「赤白つるばみ・裏」にも同作のキャラクターたちが登場している。ココハナ(集英社)にて発表された。

一方「火星は錆でできていて赤いのだ」は医者として働く女性とその妹、そしてそれぞれの家族やパートナーを描く物語。ココハナにて2012年に読み切りとして発表され、続編にあたる「続・火星は錆でできていて赤いのだ」が、2019年に同じくココハナに掲載された。

単行本には描き下ろしの「赤白つるばみ・うらうら」も収録。帯には翻訳者の野中モモ、作家の松田青子がコメントを寄せている。