山本さほが二度と戻りたくない“あの1年”描くエッセイ「この町ではひとり」

「この町ではひとり」

「岡崎に捧ぐ」の山本さほによる新刊「この町ではひとり」が、本日6月30日に発売された。

「この町ではひとり」はビッグコミックスペリオール(小学館)で発表された作品。物語は美大の受験に失敗し、ぐうたらな日々を過ごしていた山本が、ふと「このままの人生でいいのだろうか?」という不安を感じ、神戸で一人暮らしをするところから始まる。誰も自分のことを知らない街で人生をリセットしようと希望に満ち溢れていた山本だが……。二度と戻りたくはない“あの1年”の記憶が綴られていく。なお山本によるエッセイ「きょうも厄日です」1巻も、本日同時発売された。