デザイン誌MdNが本気でマンガ雑誌を制作、誰に描いてもらう?そもそもなぜ作る?

8月5日発売の月刊MdN9月号。

「マンガ雑誌をMdNがつくってみた!」と題して、デザイン誌の月刊MdN(エムディエヌコーポレーション)がマンガ雑誌を制作。8月5日発売の9月号に、本誌とは別に176ページのマンガ雑誌「COMIC MdN」が付いてくる。

「COMIC MdN」の表紙・グラビアでは、乃木坂46の齋藤飛鳥、「Levius/est」の中田春彌、映画「ワンダーウーマン」がコラボ。中田が描いた「ワンダーウーマン」の世界で齋藤が闘うというビジュアルが展開されている。またアニメーション作家・イラストレーターのぬQが海辺の背景イラスト描き、その中でBiSHが遊ぶというカラー企画も巻頭に掲載された。

マンガ作品を執筆した作家は秋屋蜻一、JUN OSON、北澤平祐、Bahi JD、はしのちづこ、爽々、結城紫雄・うとまる、サヌキナオヤ、北村みなみ、PALOW.の10組。マンガ家として活動している者もいるが、イラストレーターやアニメーターなど別業界で活躍するクリエイターが中心にラインナップされた。そのほかスペシャル企画として最果タヒが詩、loundrawがイラストを手掛けたコラボ作品4編も掲載されている。

MdN9月号本誌では、この付録マンガ雑誌の制作レポートを実施。「できるかできないかは置いといてさ、面白いと思うならやろうよ」「『面白くないかもしれないけど自分にはできそう』なんてもの作りたくないじゃん」と編集長が編集部員・ヒラくんをそそのかす場面から始まり、デザイン誌であるMdNがマンガ雑誌を作るという企画を立ち上げた経緯の説明、どのような雑誌にするかのコンセプト決め、執筆する作家の選定、売れ行きに直に影響する表紙企画をどうするか、雑誌を作るための費用の捻出方法、宣伝方法についてなど、雑誌1冊が出来上がるまでの工程が2人の会話形式で記事化された。