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テヅコミ最終号、本日発売!気鋭の作家陣による手塚治虫トリビュート誌

テヅコミ(マイクロマガジン社)の最終号Vol.18が、本日3月5日に発売された。

手塚治虫を敬愛するマンガ家たちが、手塚作品の数々をリメイク、またはオマージュした新作マンガを発表してきたテヅコミ。「どろろ」を近未来SFの世界観に落とし込んだカネコアツシ「サーチアンドデストロイ」、ブラック・ジャックが童話の世界に迷い込む時丸佳久「異世界ブラック・ジャック」、「不思議の国のアリス」をモチーフに“治虫の国”の旅を描いた上野顕太郎「治虫の国のアリス」などが一挙に最終回を迎えた。

そのほか「ばるぼら」を題材にした石田敦子「ばるぼラ」、「ふしぎなメルモ」が原作のボクテンゴウ「メルモR」といった読み切り作品も。海外ゲスト枠にはフロランス・トルタとフィリップ・カルドナが「鉄腕アトム」をトリビュートした作品「破壊神と創造主」が掲載された。

毎号特集テーマを設け、そのテーマに沿った手塚作品を再録してきたテヅコミ。最終号では「手塚治虫と未来」を掲げ、「アトムの最後」「『ブラック・ジャック』未来への贈りもの」「『カオス未来人』第1章 友情を滅ぼす者」「火の鳥 休憩」の4編を収録している。