「9番目のムサシ」新シリーズ&本田のSFがミステリーボニータで開幕

「9番目のムサシ Ghost&Gray」扉ページ

高橋美由紀「9番目のムサシ」の新シリーズ「Ghost&Gray」が、本日1月6日発売の月刊ミステリーボニータ2月号(秋田書店)でスタート。付録には「卓上『ムサシ名場面』カレンダー」が登場した。

「9番目のムサシ」は、“闇の国連”とも呼ばれる機関・ULTIMATE BLUEの最高幹部の1人で、コードネーム“ムサシ”こと篠塚高と、その恋人である橘慎悟を軸とするアクション。第4シリーズ「サイレント ブラック」の最終15巻は2月16日に発売される。

第5シリーズ「Ghost&Gray」は、自殺願望のある女子中学生・かがりが、立入禁止とされている山に入る場面からスタート。鬼神が住んでいるというその山の中で、かがりは坂道で足を滑らせて気を失うが、目を覚ますとそこには、慎悟や“異端のD”のディエスがいた。

また今号より、「ガイコツ書店員 本田さん」で知られる本田によるシリーズ連載「病める惑星(ほし)より愛をこめて」がスタート。本作の舞台となる世界では、地球外生命体であるヴュヌベョヨヮが、そのペットであるモカリノタマラピッを弱った生物に与えている。あるトラウマを持ち休業している警官・八雲は、傷ついた精神を癒やす能力があるモカリノタマラピッを与えられ……。

そのほか今号では、永久保貴一「咲良の居酒屋歳時奇」、遠野由来子「群青のアンサンブル~2年3組の生徒たち~」が完結した。