鉄腕アトムとwyseのコラボ映像、メンバーが手塚風のキャラクターに

アトムとお茶の水博士、手塚風に描かれたwyseメンバー。(c)TEZUKA PRODUCTIONS

手塚プロダクションが、「鉄腕アトム」とロックバンド・wyseのコラボアニメーションを制作した。

今年行われた全国ツアー後に“充電期間”へ突入、表立った活動を停止していたwyseの“充電完了”を告げる本映像。アニメはアトムとお茶の水博士が充電カプセルに入った彼らを目覚めさせるところから始まり、手塚風のタッチで描かれたメンバーがアトムたちに見送られ、外へと踏み出していく様子が映されている。各メンバーのセリフには本人たちが声を当てた。

映像の後半では、新曲4曲のMVも見ることができる。いずれも“充電期間”に入ることを発表した後からレコーディングした楽曲で、そのうちの1曲「RAYS」は本日12月25日に配信スタートした。さらにこのたび、動画で披露していない新曲も制作されたこと、wyseの21周年記念公演が開催されることが明らかに。公演は「RAYS」と銘打たれ、東京・LIQUIDROOMにて2020年2月15日に催される。

月森(Vo)コメント

充電完了しました!少しいろいろ考える事が出来ましたが、結局、俺はずっとみんなと、wyseと一緒にいたいんだなと思いました。もちろんそれだけじゃないけど、ひょっとしたら、それだけでも充分な事なのかもしれないね。また一緒に歩き出せるのが楽しみです。

HIRO(G)コメント

ただいま、待たせてごめんね。でも準備はしっかり出来たよ。また一緒に歩み出そう。

MORI(G)コメント

充電期間中、敢えてwyseから離れる事により、wyseの存在意義、自身の中でのwyseのMORIというもう一人の自分の重要性を再認識出来ました。そして、久しぶりに交わすメンバーとの会話の中で、20周年という大きな節目の間に、wyseの更なる未来を皆に提示したい、強くそう思えました。相変わらずwyseらしい急ピッチな作業でしたが、その第一歩としてお届けする新曲「RAYS」、そしてその他の新曲達は、更なる未来へと向かうwyseの決意表明です。2011年の再始動時に強く感じた、失った時間は二度と手に入らないという感覚。21周年は「RAYS」という特別なライブとして、きちんとwyseの歴史に刻みつけます。思いの外早く、こうして再び歩き出す気持ちになれました。wyse、充電完了です。

TAKUMA(Vo,B)コメント

必要なモノを探していました。何が自分達にとって必要なのか。時間の経過の中で、少しずつ見えてきたモノを1つずつ探り出すように。”約束された未来”はありませんでしたが、一歩ずつ前に進むことで行き着きたい場所、手にしたいモノが見えてきたように思います。3年かかることは、1年で1年かかることは、数ヶ月で、それが自分の考え方、良い未来を届けたいと思っています。