同居コメディ「僕はお猫様の下僕です。」&ダークファンタジー「SCARS」、Gファンで開幕

「僕はお猫様の下僕です。」より。

北国良人「僕はお猫様の下僕です。」、たついこと「SCARS」という2本の新連載が、本日10月18日発売の月刊Gファンタジー11月号(スクウェア・エニックス)でスタートした。

「僕はお猫様の下僕です。」の物語は、事故で両親を亡くし、多額の借金を背負い、住むところさえも失ってしまった高校生・和泉幸晴が、父の遺言に従ってある家を訪ねたところから始まる。そこに住んでいたのは、幸晴の父の“ペット”を名乗る青年たち。彼らの正体は、人の姿に変身できる化け猫。化け猫たちのボス・都は、幸晴の借金を肩代わりする条件として、この家で下僕として働くことを持ちかける。

一方の「SCARS」は男子高校生・澤村晴義と、その幼なじみ・水無月雨の2人を軸に描かれるダークファンタジー。入学式の朝、トラックにはねられるという大事故に遭ってしまった晴義。奇跡の生還を遂げた彼の体からは、なぜか心臓がなくなってしまっていた。やがて日常を取り戻し、学校に通うようになった晴義だったが、その日の放課後に事件が起こる。雨が突然豹変し、超人的な力を発しながら「社会にとって不都合なものを消す」と言い出して……。

そのほか今号には、付録としてあいだいろ「地縛少年花子くん」のクリア下敷きが用意された。またジークレストが原作・原案、鈴木鈴(サウザンドスクリプト)がストーリー原案、水沢翔が作画を務めた「星鳴エコーズ スピカダイアリー」が完結。単行本は11月27日に発売される。