「ガルパン 最終章」4D上映完成披露、植田佳奈の夢は「劇場にアンコウの匂い充満」

「ガールズ&パンツァー 最終章4D~第1話+第2話~」完成披露試写会の様子。左から植田佳奈、渕上舞、原由実、津田美波、安済知佳。

劇場アニメ「ガールズ&パンツァー 最終章」の第1話、第2話を繋げて4D化した「ガールズ&パンツァー 最終章4D~第1話+第2話~」の完成披露試写会が、本日9月26日に都内で開催された。

10月11日に封切られる「ガールズ&パンツァー 最終章4D~第1話+第2話~」。関係者向けに行われた上映の後には、大洗女子学園から西住みほ役の渕上舞、河嶋桃役の植田佳奈、BC自由学園からマリー役の原由実、安藤役の津田美波、押田役の安済知佳が登壇し、トークを展開した。

「ガールズ&パンツァー 劇場版」「ガールズ&パンツァー 第63回戦車道全国高校生大会 総集編」といった劇場公開作でも4D上映を行なっていた「ガールズ&パンツァー」シリーズ。この日登壇した植田、原、津田、安済の4人は本作を含めて「ガルパン」の4D上映を未体験ということで、過去作で4D上映を体験済みの渕上がその感想を「これは映画なのかな?アトラクションかな?と、かなりの衝撃を受けました」と話す。続けて「肘掛をしっかり握っていないと自分の体がずり落ちてしまうくらいの振動でした。テーマパークにあってもおかしくないくらい」と、振動が大きく設定されているという「ガルパン」4D上映の魅力を伝えた。

「最終章」第1話、第2話の4D上映ならではの注目ポイントを話す場面では、渕上が「マリー様のスイーツが気になります。甘い香りがするのかなーとか」と常にお菓子を食べているBC自由学園の隊長・マリーの名前を挙げる。マリーを演じる原も「私もそこが気になっていて、甘くていい香りがしたら途中でお腹が空きそうだな(笑)」と妄想を膨らませ笑顔を見せた。植田からは、今回の4D上映では戦車の振動を元戦車乗りが調整していることが明かされ、「きっとリアルな動きになるように調整してくださっていると思いますので、そこを感じていただきたいです」と激しい戦車戦も展開される本作の見どころが語られた。

今回の4D上映では、2017年に公開された第1話と今年公開された第2話を続けて観られるのも特徴の1つ。大洗女子学園との戦いが第1話、第2話とまたいで展開されたBC自由学園の津田と安済は「BC自由学園に注目していただきたい」と口を揃える。さらに津田は「私たちの仲も深まっておりますので、お待たせせずに2人の仲を楽しんでいただけるのでは(笑)」と、戦況にも影響を与える安藤と押田の関係性の変化を一気に観ることができるとアピールした。

最後の挨拶では、安済が「4D初体験なので、どういう演出があるのか楽屋でみんなで妄想してまして、薔薇の香りがしたらいいねとか、BC自由学園だからそういう気高い感じのものがあっても面白いねとか(笑)」と期待を寄せ、「体験したらそれをファンの皆さんと共有できるのも楽しみにしています」とコメント。津田は「もう観たよって人も4Dでしか体験できない臨場感をBC自由学園でも体験していただけたらうれしいです」と泣き真似をしながら話し、第2話で敗退してしまうBC自由学園の活躍を惜しむ。

事前に4Dの演出について説明を受けたという原は「そんなことまで自分も体験できるんだと思ったら感動しまして。役者として関われたことがうれしいなと思います」と喜びを伝える。植田は「1、2話にはないんですけど、いつかまたみんなでアンコウを食べるシーンがあればいいなと。劇場にアンコウの匂いが充満する、そんな夢が叶えばいいなと思います」と「最終章」第3話以降での4D上映にも思いを馳せる。渕上は「未体験の人にも改めて『ガルパン』の世界に入っていただけたらうれしいです」と本作のヒットを願う。そして、恒例となった「パンツァー・フォー!」のコールアンドレスポンスをマスコミ・関係者と元気よく行いイベントは幕を閉じた。

(c)GIRLS und PANZER Finale Projekt