モーニングで殺人鬼の息子を描く新連載&新井英樹が22年ぶりに帰還

「テセウスの船」扉ページ。(c)東元俊哉/講談社

本日6月22日発売のモーニング、Dモーニング30号(講談社)にて、「破道の門」「バウンスアウト」などで知られる東元俊也が、東元俊哉名義で描く新連載「テセウスの船」がスタートした。

「テセウスの船」は、作中で28年前に起きた大量殺人事件を巡るクライムサスペンス。1989年に北海道の小学校で起きた児童毒殺事件の犯人を父に持つ主人公・田村心は、大人になった今でも「殺人犯の息子」として悩む日々を過ごしていた。そんな中、心の妻・由紀が出産時に亡くなってしまう。このことをきっかけに、心は自分の過去と対峙する決意をする。

そのほか今号では、モーニングの創刊35周年を記念した読み切りシリーズ「CARNAVAL(カルナバル)」の第13弾として、「宮本から君へ」「ザ・ワールド・イズ・マイン」などで知られる新井英樹が、22年ぶりにモーニングに登場。46歳の図書館司書の柴田と、アルバイトの女子大生・望の関係を描いた「It Follows Me 童貞的中年奇譚」を執筆している。