恋人でも家族でもない、猫好き男女3人の共同生活物語「三日月とネコ」1巻

「三日月とネコ」1巻

ウオズミアミ「三日月とネコ」1巻が、本日2月13日に徳間書店より発売された。オリジナルマンガ投稿サイト・マンガハック発の作品だ。

「三日月とネコ」は44歳の書店員女性・戸馳灯(とばせあかり)、34歳の精神科医女性・三角鹿乃子、29歳でインテリア販売員をしている男性・波多浦仁の3人が、猫好きという共通点で繋がりルームシェアをする共同生活物語。いい歳をして独身だったり、同性愛者だったり、3人はそれぞれの事情を抱えながら人生を謳歌しているが、時には世間とズレている自分に不安を覚えることも。「何か欠けたまんまずっとオトナになりきれなくて」と灯が落ち込めば「欠けてるんじゃないよ満ちる途中でしょ?」と鹿乃子が励ましたり、部屋の掃除が苦手な鹿乃子の代わりに2人が片付けをがんばったり、支え合いながら毎日を楽しく過ごす様子を描く。

なおウオズミ作品「ひさいめし~熊本より3年~備えあれば憂いなし、ときどき猫。」が4月に刊行されることも決定。被災時に役立つレシピ、アイテムの活用法、猫と一緒の被災生活でのポイントなどが、2016年に熊本で震災を体験した作者の視点で紹介される。