映画「トモダチゲーム」見どころはズキューン!吉沢亮ら爆笑、劇場版FINALは9月

「トモダチゲーム 劇場版」初日舞台挨拶の様子。 (c)山口ミコト・佐藤友生/講談社 (c)「トモダチゲーム」製作委員会

山口ミコト佐藤友生原作による実写映画「トモダチゲーム 劇場版」の初日舞台挨拶が、昨日6月3日に東京のシネ・リーブル池袋にて開催された。

会場には片切友一役の吉沢亮と沢良宜志法役の内田理央、美笠天智役の山田裕貴、四部誠役の大倉士門、心木ゆとり役の根本凪(虹のコンキスタドール)、水瀬マリア役の上野優華、マナブくんの声を務める天月-あまつき-、東條レン役の久保田悠来、永江二朗監督が登壇した。

ドラマと映画2本の計3作で構成される実写版「トモダチゲーム」シリーズ。映画第1弾となる「トモダチゲーム 劇場版」では、片切友一と4人の友達が、借金返済を懸けて“トモダチゲーム”の第2ゲーム、“陰口スゴロク”に挑む。大きな拍手で迎えられた主演の吉沢は、これから映画を観る観客に向かって「みんながどんな反応をするのか楽しみ。観た後にSNSで広がっていくので楽しみです」と語った。

ネタバレにならない範囲で見どころを問われた吉沢は「あんまり意識が行かないようなところにヒントが隠れているので、見逃さないでいただきたいです。みんなのしぐさや表情が重要だったり……」とコメント。また内田は「あえて言えば、ピンチ、ピンチピンチ……最後にまさかのズキューン!って感じです」とマイペースに説明する。それを聞いていた山田が「まあ、観てもらえばわかるよね。ピンチ、ピンチピンチ、ズキューン」と繰り返すと、吉沢は「ズキューン(笑)」と爆笑する。

続く大倉は、ドラマ版で描かれた“コックリさんゲーム”はしゃべってはいけないルールだったため「映画版ではみんながいきなりしゃべり出すじゃないですか(笑)。それぞれ個性が出て面白いと思う」と答える。また初日を迎え「今日という日を35年間待ちわびていました」と挨拶した久保田は、「僕、(劇中で)ここにいる誰よりも髭が生えてます。ありがとうございます」と話し、さらに観客の笑いを誘う。さらに本作品の主題歌を担当した天月は、「心理戦と友達関係なので、自分の過去も交えながら曲を書きました」と曲に込めた思いを語った。

司会からの「撮影時一番つらかったことを一言で答えてください」という質問に、ほぼ屋上ワンシチュエーションでの撮影だった吉沢が「寒さですかね」と回答。すると内田、山田、大倉、根本も「寒さです」と続く流れができあがる。しかし運営室でのシーンがほとんどだったという上野は「寒さです」と釣られてから「……嘘です、あんまり寒くなかったです(笑)」と白状。だが、本編にはアフレコのみの参加だった天月-あまつき-も「寒さです」と倣い、久保田は司会者が名前を呼び終わらないうちに、食い気味に「寒さです」と言い切る。最後に「監督は、もういいですかね?」と言われた永江監督も「寒さです」とオチを付けた。

反対に楽しかった思い出を聞かれると、吉沢と内田は現場でクリスマスを過ごしたことを上げ「クリスマスの日にスタッフさんがご飯を用意してくれて、プチクリスマス会をしたんです」とキャスト、スタッフの仲のよさが伝わるエピソードを披露。また山田は「みんなとの時間が楽しかった。撮影は寒かったけど、寒さを吹き飛ばすぐらい僕のハートは燃えていました!」と答えると会場は拍手に包まれた。さらに久保田が「やっぱりクリスマスですかね」と答えた矢先、山田から「いなかったじゃん!」とツッコミが入る。久保田は「あれ、違う現場かあ」ととぼけていた。

ここで、吉沢と内田から本シリーズの映画第2弾に関する発表が。タイトルが「トモダチゲーム 劇場版FINAL」に正式決定し、9月2日よりシネ・リーブル池袋ほか全国で順次公開されることも伝えられた。

最後に吉沢が「ドラマ版以上の心理戦になっているので、1つひとつの表情や目の動きに注意して、目線の先を想像しながら観ていただきたいです」と挨拶し、イベントを締めくくった。「トモダチゲーム 劇場版」は現在公開中。

(c)山口ミコト佐藤友生/講談社 (c)「トモダチゲーム」製作委員会