ヤングアニマル嵐が休刊、9月に電子雑誌・年末に新青年誌を創刊

ヤングアニマル嵐7号

ヤングアニマル嵐(白泉社)が、本日6月1日発売の7号をもって休刊することが明らかになった。

ヤングアニマル嵐は毎月第1金曜日に刊行されてきた月刊の青年マンガ誌。2000年に創刊され、雨蘭「無邪気の楽園」、岩明均「ヘウレーカ」、原田重光原作の松本救助「モトヨメ」シリーズ、吠士隆原作によるかたやままこと「シェイファー・ハウンド」、森山絵凪「モンテ・クリスト伯爵」などが連載されてきた。甘詰留太「ナナとカオル」、西川秀明「職業・殺し屋。」などヤングアニマル(白泉社)に移籍したタイトルも多数存在し、克・亜樹「ふたりエッチ」はヤングアニマルと同時連載されていた。

今号では連載作の移籍先も明らかに。原田重光松本救助のタッグによる「魔女は三百路(みおじ)から」、本田優貴「ただ離婚してないだけ」、銀翼のぞみ原作による東雲太郎「Sランクモンスターの《ベヒーモス》だけど、猫と間違われてエルフ娘の騎士(ペット)として暮らしてます」、 酉川宇宙「まりこさんの恍惚ごはん」、カクイシシュンスケ「柔のミケランジェロ」、上田信舟「えびがわ町の妖怪カフェ」はヤングアニマルに移籍し、7月13日発売の14号より一斉に連載を再開する。また原田重光原作・大箕すず作画「実況!!泉くんの恋模様」は7月27日発売のヤングアニマル15号にて最終回を掲載。いのうえ空「マイぼーる!」はマンガParkに移籍し、技来静也「拳奴死闘伝セスタス」の掲載媒体は決まり次第伝えられる。

なお誌面では新雑誌創刊も発表。9月にエロ系の電子雑誌ハレムが誕生し、年末に「YAの遺伝子を継ぐ、“戦う”青年コミック誌!!!」というキャッチコピーのヤングアニマルレジスタンス(仮)が創刊される予定。