田辺剛のラヴクラフト作品コミカライズ、最新作は時空ミステリー「時を超える影」

田辺剛「時を超える影」より。

H.P.ラヴクラフト原作による田辺剛の新連載「時を超える影」が、本日4月12日発売の月刊コミックビーム5月号(KADOKAWA)にてスタートした。

「時を超える影」は前作「狂気の山脈にて」に続き、H.P.ラヴクラフトの小説を原作としたコミカライズシリーズ。ミスカトニック大学で政治経済学の教鞭をとるピースリー教授は、ある日大学の講義中に意識を失ってしまう。彼が意識を取り戻したのは、なんとそれから5年半後のこと。ピースリーは周囲から、空白期間に起きた驚愕の事実を知らされることになる。

そのほか今号では山川直人「小さな喫茶店」、シュトルム原作によるやまじえびね「みずうみ」が完結。「小さな喫茶店」の最終巻は5月11日に発売される。