「恐怖コレクター」岡本信彦、身の周りで起こる怪奇現象を紹介“オカルト信彦”名乗る

左から佐東みどり、岡本信彦、石橋陽彩、鶴田法男

TVアニメ「恐怖コレクター」が10月10日よりNHK総合で放送される。放送開始に先立ち、第1話「赤イ手帳」の試写会と取材会が本日10月7日に行われた。

同作の原作はアニメ「サザエさん」やドラマ「念力家族」などを担当した脚本家・小説家の佐東みどりと、「ほんとにあった怖い話」で監督デビューを果たし、「リング0 バースデイ」「おろち」などのホラー作品を手がけてきた映画監督・作家の鶴田法男による児童小説。都市伝説を“回収”する主人公の少年・千野(せんの)フシギと、都市伝説を“具現化”する少女・ヒミツの追走劇を描く物語だ。

試写会の冒頭では、番組制作統括の坂田淳チーフ・プロデューサーが作品について「NHK総合でホラーそのものを取り上げるのは非常に新しい試み」と語り、「原作は児童小説だが、大人の方にも怖がっていただけるようにチューニングしている。ぜひ楽しんで怖がってほしい」と呼びかけた。第1話の先行上映を終えると、坂田、原作の佐東と鶴田、フシギ役の石橋陽彩、青い傘の男役の岡本信彦が登壇し、取材会を実施した。

番組への意気込みを求められた石橋は、フシギを演じるにあたって、視聴者に恐怖感を与えるため、ホラー小説やホラー映画などで勉強していたことを告白。作中でフシギは呪いを回収する役割だったことから、「勉強したことはあまり意味がなかったかも」と苦笑しつつも「作品をよりよくするため、工夫しながらお芝居をしました。ぜひたくさんの方に観ていただけたら」と語った。

続けて岡本は、日頃自身の周りで起こる怪奇現象などを紹介し「一部界隈ではオカルト信彦って呼ばれているんです」と笑顔でコメント。写真撮影する報道陣に対し、霊が見える人に見てもらった経験をもとに「今撮っている写真にも映ってるかもしれませんよ」と投げかけ、笑いを誘った。自身が演じた青い傘の男については、「怪異だったり都市伝説をばらまく、フシギが守る側だとすれば仕掛ける側のキャラクターで、うってつけの役をいただけたと思っています」と続けた。同キャラクターは1話では登場しなかったが「2話以降の登場を楽しみにしてもらえたら」と話した。

その後原作者の佐東、鶴田にも話が振られた。佐東は「11年前に『何か怖いものを一緒に書こう』と鶴田さんといろいろと考え、当時身近にあった都市伝説を題材に子ども向けに何か作れたらいいなと思い、作り始めたのがこの作品だった」と回想。「僕は“怖い”の専門家ではないので、“怖い”が何かはまだわからないんですけど、11年経ってアニメ化が決まり、どこかに届いていたのかと思うと感慨深い」と語った。続いて鶴田は自身が“Jホラーの父”と呼ばれていることに触れ、「『リング』や『呪怨』がヒットした後、Jホラーは一時下火になっていた。そんな中で声をかけていただき、21世紀版の『ゲゲゲの鬼太郎』のような作品を作ってみたくて書いたのが今作。Jホラーを小説というメディアで書き続けてきた結果がこのような形になり感無量です。日本のアニメは世界的な力を持っているので、これからどんな展開になっていくか楽しみです」と話した。

TVアニメ「恐怖コレクター」

放送情報

NHK総合:2026年10月10日(土)より毎週土曜日23:45~

配信情報

NHK ONEで同時・見逃し配信

スタッフ

原作:佐東みどり、鶴田法男
キャラクター原案:よん
監督・シリーズ構成:稲葉友紀
キャラクターデザイン:吉川佳織
音楽:甲田雅人
音響監督:郡司哲也
アニメーション制作:studioぱれっと

©佐東みどり・鶴田法男/KADOKAWA/NHK・NEP