安田現象監督の所属スタジオ・ゼノトゥーン、TBSグループに参画 IP創出を目指す
安田現象監督が所属するアニメスタジオ・ゼノトゥーンが、TBSグループでアニメ・IP事業を牽引するSAND Bの子会社となった。TBSグループは、これによりアニメ事業を成長領域の核と位置づけ、IP創出体制の本格的な拡大を始動する。
TBSグループはこれまで、アニメ領域における独自の制作基盤構築について、進化の余地があるとしていた。今回の取り組みは、IPを創出し世界へ展開する“IPカンパニー”への体制構築を加速させることが目的。ゼノトゥーンの参画は、その中核を担う戦略的投資となる。
SAND Bは2027年度中を目途に、ゼノトゥーンとTBSグループ内既存アニメスタジオであり、「魔法少女リリカルなのは」の新作も手がけるSeven Arcsの経営統合を検討している。Seven ArcsはTVシリーズ・劇場版の制作能力を長年培ってきた。一方ゼノトゥーンは、従来の制作スキームにとらわれない効率的な制作手法でのIP開発のノウハウを持つ。両社を融合させることで、企画から制作までを完結させる“IP創出エンジン”へと進化させる。今後TBSグループは、ゼノトゥーンのアニメIP開発力、グローバル市場におけるプレゼンス、そしてTBSグループが保有する放送以外の多面的な展開を掛け合わせ、グローバル市場を席巻するIPを連続的に創出することを今後の展望に掲げた。
TBSホールディングス代表取締役社長・阿部龍二郎氏は「鋭敏なる感性と自在なる創造性を有するゼノトゥーン社と歩みを共にすることは、既存の常識や枠組みに揺さぶりをかけ、新しい時代のエンタテインメントを切り拓くであろうと確信しております」とコメント。安田監督は「これまで個人発・SNS発で積み上げてきた表現やIPの作り方を、より大きなスケールで社会に届けられる環境は、アニメ作家・安田現象スタジオ監督として非常に刺激的です」と今後に期待を寄せている。
阿部龍二郎氏(株式会社TBSホールディングス代表取締役社長)コメント
この度、ゼノトゥーン社の皆さまをTBSグループの新たな同志としてお迎えできますことを、心より嬉しく思っております。
鋭敏なる感性と自在なる創造性を有するゼノトゥーン社と歩みを共にすることは、既存の常識や枠組みに揺さぶりをかけ、新しい時代のエンタテインメントを切り拓くであろうと確信しております。
私たちが推進する成長戦略において、アニメーション事業は極めて重要な中核領域です。世界中の人々の感情を動かし、国境を越えて届く“IPの力”こそ、これからのTBSグループの未来を形づくる重要な原動力であると考えております。
この新たな結びつきを機としてTBSグループは、より豊穣なる物語を世界へ届ける企業へと進化してまいります。願わくは、私たちの新たなる挑戦に、ご期待いただければ幸甚に存じます。
川瀬好一氏(株式会社ゼノトゥーン代表取締役CEO)コメント
この度、TBSグループの一員として新たなスタートを切ることができ、大変光栄に思っております。
ゼノトゥーンはこれまで、「アニメで世界をハックする」というミッションのもと、従来の資金調達・制作・流通の枠組みにとらわれないIP創出に挑戦してまいりました。
今回のパートナーシップにより、TBSグループが有する強力なメディアネットワーク、資本力、そして多様な事業基盤と、当社のクリエイティブおよび開発力を掛け合わせることで、これまでにないスピードとスケールで世界市場に挑戦できると確信しております。
日本発IPの新しい成功モデルを確立し、グローバルで戦えるコンテンツを継続的に生み出してまいります。
安田現象監督コメント
TBSグループ様との今後の取り組みは、自分たちのクリエイティブの可能性を大きく広げる機会だと感じています。
これまで個人発・SNS発で積み上げてきた表現やIPの作り方を、より大きなスケールで社会に届けられる環境は、アニメ作家・安田現象スタジオ監督として非常に刺激的です。
Seven Arcsをはじめとする歴史ある制作スタジオとの協業により、新しい作品づくりに挑戦していきます!
