愛する音楽に翻弄される少年少女の痛々しい青春「ライアーバード」最終4巻

「ライアーバード」最終4巻

脇田茜「ライアーバード」最終4巻が、本日3月13日に発売された。購入時に描き下ろしペーパーが付属する書店が存在し、COMIC ZINでは限定のものを、そのほか一般書店では共通絵柄を配布。また電子版にもイラストが収められた。

「ライアーバード」は、人付き合いに興味がなくギターが弾ければ何もいらないと思ってきた青年・ヨタカと、音が見えるというすごい才能を持つが人間関係がうまくいかず思い悩む少女・コトが、音楽喫茶・ライアーバードで出会ったことから始まるボーイミーツガールストーリー。4巻では少年時代のヨタカを苦しめた天才的なバンドマン・カホトがコトを気に入り、彼女を自分のものにするため周囲に圧力をかける。ヨタカへの思いを抱えながら、カホトの作る天才的な音楽に惹かれていくコト。愛する音楽に翻弄される2人の苦しみと、物語の結末が描かれる。