TVアニメ「違国日記」3月度のギャラクシー賞を受賞、繊細な演出を評価

TVアニメ「違国日記」ビジュアル

ヤマシタトモコ原作によるTVアニメ「違国日記」が2026年3月度のギャラクシー賞を受賞した。

「違国日記」は人見知りな小説家・高代槙生と、その姪で両親を事故で亡くした少女・田汲朝による“年の差同居譚”。フィール・ヤング(祥伝社)で2017年7月号より連載され、2023年7月号で完結を迎えた。TVアニメは1月から3月まで放送。高代槙生役を沢城みゆき、田汲朝役を森風子が務めた。ギャラクシー賞を設立した放送批評懇談会の公式サイトに掲載されている選評では、「性格も価値観も正反対で同じ部屋にいながらも『違う国』に住んでいるような共同生活を、アニメならではの心象風景の描写や音の演出で繊細に描いた。わかり合えなさを抱えたまま互いを尊重し共生することを、静かに肯定するまなざしが深く胸に染みた」と選出に至った理由が伝えられた。

ギャラクシー賞は放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組、個人、団体を顕彰するため1963年に創設したもの。テレビ、ラジオ、CM、報道活動の四部門制で、テレビ部門の月間賞に選ばれた番組は年間を通してのギャラクシー賞の入賞候補作品となる。