アニメ「魔法使いになれなかった女の子の話」10月放送、総監督は渡部高志

TVアニメ「魔法使いになれなかった女の子の話」ティザービジュアル、ロゴなし。

Project ANIMA第2弾「異世界・ファンタジー部門」の大賞受賞作「魔法使いになれなかった女の子の話。」のTVアニメが10月放送決定。合わせてメインスタッフ、初報PV、イメージビジュアルが公開された。

Project ANIMAは2020年代を代表するオリジナルアニメ作品を創出する公募企画。「SF・ロボットアニメ部門」「異世界・ファンタジー部門」「キッズ・ゲームアニメ部門」の3部門にわかれており、選出された作品はTVアニメ化されるほか、入賞作の書籍化、マンガ化、ゲーム化などが検討される。「SF・ロボットアニメ部門」入選作品となった「サクガン」は、Project ANIMAの第1弾として2021年にアニメが放送された。

「魔法使いになれなかった女の子の話。」は、魔法使いになる夢を掴み損ねた正反対な2人の少女の成長と、魔法学校の個性的なクラスメイトたちとの友情を描く学園ファンタジー。赤坂優月による小説投稿サイト・エブリスタ掲載の原案をもとに、アニメではオリジナルストーリーを展開していく。

総監督を務めるのは、「スレイヤーズ」シリーズや「灼眼のシャナ」シリーズなどのファンタジー作品を手がけてきた渡部高志。監督を「WIXOSS DIVA(A)LIVE」「七つの魔剣が支配する」の松根マサト、シリーズ構成・脚本を「ミュークルドリーミー」「チート薬師のスローライフ」の金杉弘子が担当する。アニメーション制作はJ.C.STAFF。原案の赤坂、渡部総監督、松根監督、金杉からはコメントが到着した。

初報PVは水彩画のような映像と、「魔法使いさん……わたし、約束、守れませんでした」というキャラクターボイスが印象に残る仕上がりに。キャスト情報などさらなる詳細は今春発表される予定だ。

赤坂優月(原案)コメント

素人の拙い妄想小説が、プロの手にかかるとここまで面白くなるのか!と、脚本をいただいて驚きました。
コミカルでパワフルなキャラクターたちの魅力がほとばしる、とても楽しい作品です。
期待した形で叶わなくとも、努力は必ず糧になります。
挫折を経験した主人公たちが描く新しい未来がどんなものになるのか、一緒に見守っていただけたら嬉しいです。

渡部高志(総監督)コメント

答えは簡単(何の?)
想像力と魔法は実は同じものです。
誰でも持ち合わせている素晴らしい力です。
ご覧のあなたも必ず持っているものです。魔法を信じましょう。これで安心ですね(何が?)
そんな身近な物語をお届けます。

松根マサト(監督)コメント

「なりたい職業」はあるけれど、その職業になって「なにをやりたいか」は分からない。
そんな悩み、一度くらいはあるんじゃないかとおもいます。
こどもから、むかしこどもだったおとなまで楽しめる、
やさしくて、ちょっぴり悩ましい魔法のものがたりです。

金杉弘子(シリーズ構成・脚本)コメント

一番叶えたかった夢が叶わなかった時、人はどうすればいいのだろう?
この「まほなれ」のお話を頂いた時、主人公が「魔法使いになれなかった」という設定にとても興味を持ちました。
みんながみんな夢を叶えられるわけではない現実。
主人公たちがどん底からどう新しい未来を切り開くか、超個性的なキャラクター達と一緒に私もわくわくしながら、この物語の世界を楽しませて頂きました!

TVアニメ「魔法使いになれなかった女の子の話」

2024年10月放送開始

スタッフ

原案:赤坂優月「魔法使いになれなかった女の子の話。」
総監督:渡部高志
監督:松根マサト
シリーズ構成:金杉弘子
アニメーション制作:J.C.STAFF

(c)「まほなれ」製作委員会