ドラマ「EVOL」花澤香菜がクロサキさんに、笑う演技が気持ち悪いと監督が絶賛

花澤香菜

カネコアツシ原作によるドラマ「EVOL(イーヴォー)~しょぼ能力で、正義を滅ぼせ。~」に登場するクロサキさんの声を、花澤香菜が演じることが明らかになった。

クロサキさんは不気味で黒い大きなウサギで、本日12月1日配信の第5話にてアカリの“友達”として登場する。周囲の人に対して心を開かず、ときに他人を傷つける言葉を吐くアカリが唯一心を開いている存在。2人は「おかえり! アカリ! また会えたね!」「クロサキさん! アカリまた来ちゃった!」とやりとりをするが、クロサキさんの存在は謎に包まれている。

クロサキさん役は花澤しかいないと思ったと話すのは山岸聖太監督。花澤の演技について「『きゃはは、きゃはは』と笑うお芝居をセリフとセリフの間に入れて下さったんですが、それが本当に気持ち悪くて、すごい良くて(笑)」と絶賛し、笑い声を台本に足したことを振り返った。

DMM TVで独占配信中の「EVOL(イーヴォー)~しょぼ能力で、正義を滅ぼせ。~」は、月刊コミックビーム(KADOKAWA)で連載中のマンガ「EVOL(イーヴォー)」を原作とした実写ドラマ。世界に絶望し自殺を図った3人の少年少女が、ヒーローしか持ち得ないはずの異能力を手に入れ、この世界を壊すための“邪悪なワルモノ”になることを決意する。

山岸聖太監督コメント

クロサキさんが恐ろしくもあり幼児性があって、可愛らしくキュートな声だけど闇へ誘おうとするキャラクターということで、声質が印象的な声優さんを思い浮かべるとこのキャラクターは花澤さんしかいないとなりました。僕自身ファンでもありました(笑)お受けいただける可能性があるのか半信半疑でご依頼しました。そんな中、お受けいただけるお返事を頂いた時はスタッフ一同喜びました。花澤さんとは過去に2回ほどお仕事をしましたが、お芝居という意味では今回が初めてでした。アフレコ収録で印象的だったのは、花澤さんが「きゃはは、きゃはは」と笑うお芝居をセリフとセリフの間に入れて下さったんですが、それが本当に気持ち悪くて、すごい良くて(笑)「それを生かさせてください」と伝えて、台本にはありませんでしたが、いっぱい笑い声を足させていただきました(笑)アカリの耳元でささやくというシーンも印象的でした。声はすごく可愛らしくキュートですが、ちゃんと不気味で闇落ちに向かっていくトーンに聞こえて、すごく良かったです。花澤さんの姿は見えないですけど、花澤さんが芝居しているという空気感みたいなものが作品で伝わるといいなと思います。ぜひ本編をチェックしてみてください。

ドラマ「EVOL(イーヴォー)~しょぼ能力で、正義を滅ぼせ。~」

DMM TVで独占配信

スタッフ

原作:カネコアツシ「EVOL(イーヴォー)」(ビームコミックス / KADOKAWA刊)
監督:山岸聖太
制作プロダクション:ROBOT COMMUNICATIONS INC.

キャスト

ノゾミ:青木柚
アカリ:伊礼姫奈
サクラ:服部樹咲
ライトニングボルト:金子ノブアキ
サンダーガール:芋生悠
土屋広美:石黒賢
市長:安田顕
クロサキさん:花澤香菜 ※声の出演