林良時の単行本「まかいたいしコココちゃん」が発売された。
同作は魔族と人族の交流を描いたファンタジー作品。長きに渡り断絶していた人間界との交流を再会しようと、魔族の国王は人間界に“魔界大使”を派遣する法案を可決させる。人間界に憧れを抱いていた魔王の娘・コココは、法案可決発表の場に忍び込み、父親の目を盗んで誓約書にサイン。かくして魔界大使となったコココは、「友だち100人作る」「困っている人がいたら助ける」という思いと希望を胸に、人間界への門を開く。
「まかいたいしコココちゃん」は第8回「このマンガがすごい!」大賞で最優秀賞を受賞。その後加筆修正と再構成がなされ、単行本化の運びとなった。