「鋼の錬金術師」荒川弘×山田涼介×曽利監督、それぞれの視点で作品への思い語る

「鋼の錬金術師」イラスト (c)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (c)2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会

実写映画「鋼の錬金術師」の原作者・荒川弘、主人公のエド役を演じた山田涼介(Hey! Say! JUMP)、曽利文彦監督の鼎談が公式サイトに掲載される。これに先がけ、鼎談記事の一部が公開された。

荒川は「地面から出てくる石獣とのバトルをあんなに見せてくれるなんて。すげぇ!すげぇ!って。自分の(原作で)描いたシーンもあるし、監督が作ったシーンもある。色々とミックスされていて、とても楽しかったです。作り手なりの解釈が入ると私も嬉しいです」とコメント。山田は「『(エド役を)譲りたくなかった』とか熱くなって(笑)。監督はこの作品を実写化したいって気持ちがずっとあったことをおっしゃってくださって。その時、監督と主演の息が、一つの呼吸となって生まれたように感じています。あの会話は僕の中ではとても大きかったですね」と監督とのエピソードを振り返る。

曽利監督は「多くの原作ファンの方がいらっしゃる中で、当然一番原作のことを熟知されているのは荒川先生です。その先生に笑顔で『面白かった!!』って言って頂けたこと自体が、本当に『この作品を作れて良かった』と皆で抱き合って喜ぶ感じでした。すべての苦労が報われた瞬間。先生の笑顔は最高です(笑)」と、喜びを明かした。そのほか鼎談では山田、曽利監督の原作への思いやイタリアロケでの撮影秘話などが語られる。

映画「鋼の錬金術師」は本日12月1日に全国公開。

映画「鋼の錬金術師」

2017年12月1日(金)全国ロードショー

スタッフ

監督:曽利文彦
原作:「鋼の錬金術師」荒川弘(「ガンガンコミックス」スクウェア・エニックス刊)
エグゼクティブ・プロデューサー:濱名一哉

キャスト

エド:山田涼介
ウィンリィ:本田翼
マスタング:ディーン・フジオカ
ホークアイ:蓮佛美沙子
エンヴィー:本郷奏多
マルコー:國村隼
コーネロ:石丸謙二郎
グレイシア・ヒューズ:原田夏希
グラトニー:内山信二
ロス:夏菜
タッカー:大泉洋(特別出演)
マース・ヒューズ:佐藤隆太
ハクロ:小日向文世
ラスト:松雪泰子

(c)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (c)2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会