ミュージカル「のだめカンタービレ」に有澤樟太郎ら、TRICERATOPS和田唱が音楽担当

左から有澤樟太郎、仙名彩世、内藤大希、なだぎ武。

二ノ宮知子原作によるミュージカル「のだめカンタービレ」の追加キャストとスタッフが発表された。

「のだめカンタービレ」は、落ちこぼれながら天才的なピアノの才能を持つ音大生“のだめ”こと野田恵と、同じ大学に通うエリート音大生・千秋真一が出会い、個性的な登場人物たちとともに音楽家として成長していく物語。今回のミュージカルでは、上野樹里がドラマ、映画に続いてのだめ役を務め、千秋真一役を三浦宏規が演じる。

今回の発表では、ヴァイオリン専攻でのだめと千秋の親友となる峰龍太郎役に有澤樟太郎、実力派ヴァイオリニストで、千秋の音大でのオーケストラ作りに協力する三木清良役に仙名彩世が決定。また内藤大希が打楽器奏者で千秋を慕う奥山真澄役、映画版に出演していたなだぎ武がのだめを指導するピアノ科熱血教授・ハリセンこと江藤耕造役を演じる。アンサンブルキャストには石井千賀、尾崎豪、小原悠輝、堤梨菜、露詰茉悠、友部柚里、焙煎功一、松村桜李が名を連ねた。キャスト陣からはコメントも到着している。

音楽を担当するのは、TRICERATOPSのボーカル・ギタリストであり、上野の夫としても知られる和田唱。和田のミュージカルへの楽曲提供は今回が初となる。和田はミュージカルの劇中歌を作曲してみたいという夢を抱いていたことを明かしながら「この巡り合わせに感謝しつつ、僕のミュージカルというエンターテイメントへの愛情をありったけ注いで作曲したいと思います」と意気込みを伝えた。

また上演スケジュールも発表に。 10月3日から29日まで東京・シアタークリエ、11月3日・4日に長野県上田のサントミューゼにて上演される。

有澤樟太郎(峰龍太郎役)コメント

峰龍太郎役を演じます有澤樟太郎です。
峰くんにはどこか自分と近いものを感じてしまうところがいくつかあり、運命の役をいただいたと思って楽しく演じたいと思います!
劇場でお会いできるのを楽しみにしております。

仙名彩世(三木清良役)コメント

学生時代、ピアノの先生から「のだめちゃんっていう子が主人公の素敵な漫画があってね」とおすすめされ、それからドラマや映画にもハマりました!
魅力的で愛すべき登場人物たちが躍動する舞台、お楽しみに!!

内藤大希(奥山真澄役)コメント

真澄ちゃんこと、奥山真澄を演じます内藤大希です。
「のだめカンタービレ」は高校生の時に出会い、クラシック音楽がわからないながらに漫画から音楽が聞こえてくるようで、夢中になって一気読みしました。
そのなかでも真澄ちゃんはとても印象に残っていて、演じる事ができてとても嬉しいです。
「のだめ」の恋敵として、かわいく、楽しみながら演じたいと思います。

なだぎ武(江藤耕造役)コメント

今回の情報を目にした時「のだめがミュージカル!?」と驚きました。「しかものだめ役樹里ちゃんがそのままやるんや!?おもしろい!」と、何だったら観劇する気満々でもありました。そんな中オファーのお話が。のだめに関わらせて頂くのは映画の「最終楽章」以来。またのだめの世界に帰ってこれて感無量です。舞台ではどんなのだめワールドになるのか、今から楽し みです。

和田唱コメント

「いつかミュージカルの劇中歌を作曲してみたい…」思えばずっと前からそんな夢を抱いていました。そしてそれを叶える機会が思わぬところから飛び出してきました。この巡り合わせに感謝しつつ、僕のミュージカルというエンターテイメントへの愛情をありったけ注いで作曲したいと思います。

ミュージカル「のだめカンタービレ」

日程:2023年10月3日(火)~29日(日)
会場:東京都 シアタークリエ

日程:2023年11月3日(金・祝)・4日(土)
会場:長野県 サントミューゼ 上田市交流文化芸術センター

原作:二ノ宮知子「のだめカンタービレ」(講談社「Kiss」所載)
脚本:上田一豪、笠浦静花
演出:上田一豪
音楽:和田唱(TRICERATOPS)
クラシック音楽監修:茂木大輔
編曲・オーケストレーション・音楽監督:深澤恵梨香
振付・ステージング:藤林美沙
美術:石原敬
照明:関口大和
音響:高橋秀雄
衣裳:中原幸子
ヘアメイク:宮内宏明
映像:松澤拓延
歌唱指導:高城奈月子、吉田華奈
演出助手:永井誠
舞台監督:本田和男
オーケストラ:東宝ミュージック
キーボードコンダクター:長濱司
アシスタントプロデューサー:柴原一公、中曽根さやか
プロデューサー:尾木晴佳(東宝)

キャスト

野田恵:上野樹里
千秋真一:三浦宏規
峰龍太郎:有澤樟太郎
三木清良:仙名彩世
奥山真澄:内藤大希
江藤耕造:なだぎ武

石井千賀、尾崎豪、小原悠輝、堤梨菜、露詰茉悠、友部柚里、焙煎功一、松村桜李