ドラマ「ガチ恋粘着獣」は4月から!雛姫役は香音、琴乃役は石井杏奈

TVドラマ「ガチ恋粘着獣」ビジュアル (c)ABC

星来原作によるTVドラマ「ガチ恋粘着獣」の放送が、4月よりABCテレビとテレビ朝日でスタート。輝夜雛姫(かぐやひなき)役は香音、花織琴乃役は石井杏奈が務める。

香音が演じる第一部の主人公・雛姫は、人気動画配信グループ「コズミック」のメンバー・スバルに“ガチ恋”する女子大生。バイト代を投げ銭に注ぎ込み、いつかはスバルの彼女になりたいと本気で願っていたそんなある日、雛姫のSNSにスバル本人からダイレクトメールが届いたことにより、彼女の人生は大きく変わる。

石井が担当する琴乃は第二部の主人公。「コズミック」のメンバー・コスモの大ファンだが、雛姫のような“ガチ恋勢”を軽蔑しており、本人たちに迷惑をかけない“本物のファン”でいることを信条に陰ながら応援しているキャラクターだ。しかしある日、1人の女子高生がコスモに突撃したことを知り……。原作の星来、キャストの香音と石井からはコメントが到着した。

「ガチ恋粘着獣」は、動画配信者グループ・コズミックと、ファンの域を超えて彼らに恋愛感情を抱く女性たちの“ガチ恋”を描いた作品。単行本は9巻まで発売されており、最新10巻が3月20日に刊行される。

星来コメント

ドラマ化を聞いたときの感想

最初にお話を伺った時、率直に「えっ!」と驚きました。自分で描いておいてなんですが、「コレを!?」と困惑しました。実写化されるなんて、描き始めた当初もそんなつもりがなかったので、キャラデザもかなりファンタジーですし、現実で「ガチ恋」のキャラクターが動くなんて想像できませんでした。でもそれと同時に実写で動くキャラクターを見てみたいと、楽しみにしている気持ちも芽生えました。

雛姫役の香音、琴乃役の石井杏奈それぞれの印象

お二人とも雰囲気のある佇まいが素敵だなと感じました。
キャラクターに関してはどちらも感情には共感できますが、欲望への行動力を持てているのは羨ましくもあり、怖いなと思ったりもします。友達にはなりたくないけど、観察してるくらいが丁度いい、SNSでフォローはするけど、絡もうとは思わない距離感の人たちです。性格でいうと、完全に真逆にいる二人なので、絶対に仲良くなれないだろうな……。

視聴者へのメッセージ、作品の見どころ

それぞれのキャラクターが“ただのヤバい奴”で終わらずに、しっかりと多角的に描いてもらっているのがありがたいです。【テンプレ通りではないキャラクター】一視聴者として、今からとても楽しみです。

香音(輝夜雛姫役)コメント

台本・原作を読んだ感想

もともと原作を読んでいたので、とても迫力のある作品ですし、参加することにわくわくしました。

雛姫の印象、どのように演じたいか

雛姫は狂気的な面もありますが、基本的には純粋にスバル君を想う一途で愛のある女の子だと思っています。その可愛らしい女の子の面と内側に秘めている狂気的な部分を、喜怒哀楽しっかり出していけたらと思っています。

視聴者へのメッセージ

恋する女の子達の愛するが故の歪んだ愛情表現を、私自身、愛しくも恐ろしく表現できるよう、撮影頑張りたいと思っています。ドラマ「ガチ恋粘着獣」ぜひ、見ていただきたいです。

石井杏奈(花織琴乃役)コメント

台本・原作を読んだ感想

時代に沿った物語でとても面白かったです。表に出る側としても、視聴者側としても共感できるところがたくさんありました。なので出演が決まりとても嬉しかったです。それと同時に映像化する事でより魅力的に仕上げるために琴乃としてお芝居で精一杯貢献したいと気合いも入りました。

琴乃の印象、どのように演じたいか

心で感じた事を頭で考えてから行動できる素敵な女性。一喜一憂する姿や罵詈雑言、罵倒する姿全てが表も裏もない真っ直ぐな琴乃。どんな琴乃でも愛されるように全力で振り切る準備もぶっ飛ぶ準備もできています。琴乃の幸せを1番に願いながら丁寧に演じていきたいと思います。

視聴者へのメッセージ

過激な行動や狂気的な描写が多々ありますが、これはとても真っ直ぐな純愛です。みんなの恋の行方がどうなっていくのか見守っていただけると嬉しいです。

TVドラマ「ガチ恋粘着獣」

ABCテレビ、テレビ朝日:2023年4月放送スタート

スタッフ・キャスト

主演:香音、石井杏奈
原作:星来「ガチ恋粘着獣~ネット配信者の彼女になりたくて~」(ゼノンコミックス/コアミックス)
脚本:三浦希紗、開真理、鈴木裕那
監督:朝倉加葉子
プロデューサー:辻知奈美、近藤紗良(C&Iエンタテインメント)
アソシエイトプロデューサー:村山えりか(C&Iエンタテインメント)
制作協力:C&Iエンタテインメント
原作協力:コアミックス
制作著作:ABC