「ワイルド7」千金のロードを生原稿仕様で商品化、仮予約数150部以上で決まる

「ワイルド7 1971 千金のロード/灰の砦 [生原稿ver.]」イメージ

望月三起也「ワイルド7 1971 千金のロード/灰の砦 [生原稿ver.]」を刊行するためのプロジェクトが、復刊ドットコムにより始動。2月13日までに仮予約数が150部以上集まった場合、商品化が決定する。

復刊ドットコムの「生原稿ver.」シリーズとは、著者自筆による鉛筆の描き込みやページノンブル、ホワイト修正の跡、写植文字の貼り跡などを再現した単行本のこと。ファン投票で決まる刊行復活プロジェクトにより、これまで「ワイルド7」シリーズの「黄金の新幹線」「バイク騎士事件」「誘拐の掟」を「生原稿ver.」で発売してきた。

「ワイルド7 1971 千金のロード/灰の砦 [生原稿ver.]」には第5話「千金のロード」に加え、ボーナストラックとして第6話「灰の砦」も収録。「千金のロード」では14ページ、「灰の砦」では15ページと、「ワイルド7」シリーズの「生原稿ver.」において最大のカラーページが掲載される。なおB5サイズでカラーページがすべて再現されるのは、雑誌初出時以来初めてとのこと。商品化が決定した場合、同書を予約した人には複製原画と望月のサイン色紙風イメージイラストがプレゼントされる。

(c)Sanae Mochizuki