手塚治虫「どろろ」のリメイク版「どろろ Re:Verse」、ピッコマで配信開始

「どろろ Re:Verse」ビジュアル (c)Tezuka Productions/Bean/Lee do kyong/Terapin/YUZU comics

手塚治虫「どろろ」をリメイクした新連載「どろろ Re:Verse」が、日韓同時配信された。脚本と絵コンテをイ・ドギョン、絵をBeanが手がけている。

韓国の縦スクロールコミック制作スタジオ・テラピン、メディアドゥ、手塚プロダクションの共同プロジェクトとして誕生した縦スクロールマンガ「どろろ Re:Verse」。同作では現代を舞台に、己の肉体の欠片を持っている妖怪を狩りながら生きてきた百鬼丸と、百鬼丸の肉体の一部を持つ少女・ロロが契約を交わし、残りの妖怪たちを追って最後の狩りに向かうさまが描かれる。日本ではピッコマ、韓国ではkakaopageで連載スタート。今後、毎週水曜日に1話ずつ更新されていく。また北米、中国、ヨーロッパの主要書店でも順次展開される予定だ。手塚プロダクション取締役・手塚るみ子からはコメントが寄せられた。

手塚るみ子(手塚プロダクション取締役)コメント

手塚治虫が亡くなってからこれまで、私たち手塚プロダクションは様々な事業を通じて、手塚作品の魅力を次世代へ手渡せるようにしてきました。
もはや手塚自身は新しい作品を生み出すことが叶いませんが、その創作に影響を受け、そのイズムを継承している現役作家の方々とともに、今までにない作品を作りあげることによってまたひとつ、手塚作品の魅力を世界中へ発信できるのではないかと期待しています。