泉光の異世界ビブリオファンタジー&元お嬢様の自給自足生活描く新連載2本

「圕の大魔術師」扉ページ。(c)泉光/講談社

本日11月7日発売のgood!アフタヌーン12号(講談社)にて、泉光「としょかんの大魔術師」と、佐藤宏海「いそあそび」の新連載2タイトルがスタートした。

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のコミカライズや「7thGARDEN」を手がけた泉光の新作「としょかんの大魔術師」は、本が大好きな少年を描く異世界ビブリオファンタジー。緑の目と金色の髪、長く尖った耳を持つ少年は、小さな村で姉とともに貧民街に暮らしをしていた。その容姿の違いや貧しさから、周りの人から冷たい扱いを受けていた少年にとって、楽しみは本を読むこと。世界中の本が揃っているという本の都アフツァックに行くことを夢見ているが……。

一方の「いそあそび」は、何も娯楽のない海辺の田舎町に住む少年・浦島六郎と、訳あって半自給自足生活中の元お嬢様・村上セトを描く物語。同級生よりちょっとだけ磯に詳しい六郎は、何も知らないセトのサバイバル生活のアドバイザーとして、獲物を探しを手伝うことになるが……。本作は同誌に掲載された読み切りの反響を受け、連載開始となった。なお読み切り版は、Webサイト・モアイにて公開中。

※「としょかんの大魔術師」のとしょかんは国構えに書が正式表記。