「奇妙な街の鳥たち」変わる街と変わらない街、対照的な街で暮らす鳥たちの物語

「奇妙な街の鳥たち」

駒津ゆはりの単行本「奇妙な街の鳥たち」が、本日10月12日に発売された。

毎日のようにモノや天気、景色さえもが変わる“変化の街”。新しい価値観を好む鳥たちが集まってできた刺激溢れるこの街に、“不変の街”で暮らすカラスは目を白黒させるばかり。カラスが妻のために買った赤いバラも、変化の街ではその色を青く変えてしまった。困惑するカラスに、変化の街に住むインコが「オレ知ってるよ、色を元に戻す方法」と声をかけたことから、彼らの心が少しずつ動き始めて……。単行本ではカラスとインコの出会いから始まる「変化の街篇」のほか、インコの過去を描いた「不変の街篇」、どの街にも属さない鳥たちを描いた「渡り鳥篇」、そして描き下ろしサイドストーリーや解説ページなどをフルカラーにて収録している。