「矢口高雄展」東京にて開催決定、初期作品から代表作まで4期に分けて展示

「矢口高雄展 夢を見て 描き続けて」チラシ表

矢口高雄の展覧会「矢口高雄展 夢を見て 描き続けて」が、10月14日から2023年2月13日まで東京・米沢嘉博記念図書館にて開催される。

2020年にこの世を去った矢口。同展では福岡・北九州市漫画ミュージアムにて3月12日から5月15日まで開催された「矢口高雄展 夢を見て 描き続けて」の展示内容を4回に分けて公開し、矢口の50年間の画業について紹介する。10月14日から11月7日までの第1期「模索の時代」では矢口がさまざまなジャンルに挑戦し自身の作風を模索していた初期作品を、18日から12月5日までの第2期「独創の時代」では自らの経験を題材に独自の表現を確立した「幻の怪蛇バチヘビ」「マタギ」などの作品を展示。続く12月9日から2023年1月16日までの第3期「矢口高雄の肖像」では「オーイ!!やまびこ」などの自伝的作品を通して矢口の作家像に迫り、2023年1月20日から2023年2月13日までの第4期「ふるさと」では矢口のふるさとへのまなざしが表れた作品を中心にディスプレイする。なお「釣りキチ三平」の名シーンが描かれた原画については全期にわたって観覧することができる。

会場正面の壁には、四季折々の日本の情景を描いたイラストや「釣りキチ三平」をはじめとする代表作の迫力ある見開きページを展示。会場内では原画のほか、矢口が使用した制作道具の展示や矢口のインタビュー映像の上映も行われる。

矢口高雄展 夢を見て 描き続けて」

日程:2022年10月14日(金)~2023年2月13日(月)
場所:東京都 明治大学 米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館 1階
開館日:月曜日、火曜日14:00~20:00、土曜日、日曜日、祝日12:00~18:00
休館日:火曜日、水曜日、木曜日(※祝日の場合は開館)、12月25日(日)~2023年1月7日(土)