病が病を生む荒廃した世界で、自らもとある病を抱えたヤミ医師描くSF医療冒険譚

「不治の病は不死の病.」第1話扉ページ (c)へちぃ/集英社

へちぃの新連載「不治の病は不死の病.」が、本日9月6日に少年ジャンプ+でスタートした。

同作は億を超える未知の病が空から降り注ぎ、病が病を生む世界へと荒廃した時代を舞台に描くSF医療冒険譚。新種の病に集団感染した人が暮らす街では、街をまるごと隔離するといった試みも行われており、正規の医者にはどうすることもできない状況が続いていた。そんな隔離された街を、治療のために外法を繰り返し医学界を追放されたヤミ医者・イクルが訪れる。彼は致死性の高い病気をわざと自分の体内に取り込み、患者を治療しながら自分の身体を痛めつけ楽しむ“死性愛(タナトフィリア)”であり、さらにはとある病を抱えていて……。

「不治の病は不死の病.」は2020年に少年ジャンプ+で発表された短期集中連載版が、連載化に至ったもの。第4話までは短期集中連載版のブラッシュアップバージョンが公開され、第5話からは完全新作エピソードが配信されていく。