補い合う能力を持った2人の老紳士を描く、オノ・ナツメ新連載がモーツーで

「THE GAMESTERS -ザ・ゲームスターズ-」扉ページ

オノ・ナツメ「THE GAMESTERS -ザ・ゲームスターズ-」と山田佳奈劇作による志水アキ「都合のいい果て」の新連載2本が、本日3月22日発売のモーニング・ツー5号(講談社)でスタートした。

「THE GAMESTERS -ザ・ゲームスターズ-」は、補い合う能力を持った2人の老紳士の駆け引きを描く物語。マンハッタンにあるアッパーイーストサイドの高級アパートに住む富豪・グラントとドアマンのハワードには、それぞれ「相手の意思を読み取れる能力」と「相手が思っているのとは逆の行動を取らせる能力」があった。そんな彼のアパートに、ある日探偵の男が訪ねてくる。彼はハワードに住人のミス・ウィルソンについて調べている語るが、その後、ミス・ウィルソンが殺されたと知らされ……。同作の“プレ新連載”として、昨年掲載された長編読み切り「ザ・ゲームスターズ」が、コミックDAYSで公開中だ。

また「全裸監督」「タイトル、拒絶」などで知られる劇作家の山田が原作を書き下ろした「都合のいい果て」は、孤独な専業主婦・透子が女性用風俗で男を買ったことから展開される物語。ある日、夫の渉が不倫していることを知ってしまった透子は、寂しい気持ちを埋めるため女性用風俗を利用する。部屋にやってきた青年・祥示との関係に溺れていく透子だったが……。第1話はセンターカラー付き62ページで掲載された。