TBSドラマプロデューサーの企画をマンガ化、尽くす女とヒモ男のラブストーリー新連載

「私がヒモを飼うなんて」ビジュアル (c)本山久美子・美園/TBS・マンガボックス

本山久美子原作による美園の新連載「私がヒモを飼うなんて」が、マンガボックスアプリ、マンガボックス、まんが王国でスタートした。

「私がヒモを飼うなんて」はTBSのTVドラマプロデューサーである飯田和孝が発案した企画をもとに、ドラマ「ラブファントム」の脚本家である本山が原作を執筆した物語。尽くしすぎてしまう性格で失恋を重ねてきた26歳のパタンナー・蒼井スミレは、同僚でデザイナーの彼氏を支えようと全力で尽くすものの、冷たく突き放され、恋も夢も見失ってしまう。そんな彼女はブランド「アン・リス」のランジェリーに勇気付けられ、ランジェリーデザイナーという新たな夢を見付ける。「アン・リス」の採用面接へ向かう途中、スミレが出会ったのはミステリアスな青年・宗一。彼の優しい笑顔に惹かれていくスミレだが、彼の正体はとんでもないヒモ男で……。物語に登場するランジェリーのデザインはブランド・Albage Lingerieのデザイナーである高崎聖渚が担当。本山、美園、飯田らのコメントは下記に掲載した。

なお「私がヒモを飼うなんて」は、マンガボックスの女性向け新レーベル・コミックMELOの第1弾作品として誕生。同じく第1弾作品として、グレコ原作による間下めぐみの新連載「托卵女子~貴方の遺伝子、頂けますか?~」の配信もスタートしている。「にぶんのいち夫婦」で知られる夏川ゆきの原作によるさくら真呂「わかりあえない私たちは」も2022年内に配信される予定だ。

本山久美子(原作)コメント

危険な匂いのする男性って、どうして魅力的なんでしょうか? ダメだと思っていても惹かれてしまう……。
実は私自身もかつて、いわゆるヒモ飼い女だったことがあります。まさに「私がヒモを飼うなんて……」状態でした。そんな経験をかってもらえたのか(笑)、今回原作を担当させていただくことになりました。
読み進めるうち「わたヒモ」の沼へどっぷりと浸かってもらえるような作品を目指しています。ぜひ世界観を楽しんでいただけたら……!

美園(作画)コメント

夢に向かって頑張るスミレの姿や、様々なキャラが絡み合うシリアスで展開の読めない原作に、いつも引き込まれています。高崎さんによるランジェリーデザインも見所のひとつです。まるで作中に登場するデザイナー・百合さんが本当にデザインしたかのような素敵なものばかりで、それが伝わるように作画させていただきました。飯田プロデューサーや担当編集さんのアイデアの引き出しの多さにも勉強させてもらっており、この制作に携われたことがうれしいです。私自身もこの先どうなるのかワクワクしながら描いているので、読者様も一緒に楽しんでいただけたら幸いです。

高崎聖渚(ランジェリーデザイン協力、株式会社 XY Co-founder、CEO、デザイナー)コメント

ランジェリーのディティールにこだわって漫画を描きたい。という想いに感銘を受け、心を込めてデザインさせていただきました! 百合さんの気持ちになってデザインしているので、よかったらランジェリーも楽しんで読んでください。

織田愛美(ランジェリーデザイン協力、株式会社 XY Co-founder、COO、PR)コメント

飯田プロデューサーにランジェリーデザインの監修についてお話をいただいた当初、「“ヒモ男”との恋愛」という設定の斬新さに驚きつつも主人公がランジェリーによって自らの人生を力強く歩んでいく物語に感動しました。
私たちアルバージェ ランジェリーのコンセプト「堂々と生きる“ワタシ”の戦友」とも重なる瞬間が散りばめられた作品です。「アン・リス」というブランドが、女性たちをエンパワメントする存在として読者の皆さんにお届けできていたらうれしいです。

飯田和孝(企画)コメント

このたび素敵なご縁で、マンガボックスの皆さん、漫画家・美園さん、脚本家・本山さんと共に、一から漫画を作る機会をいただきました。監修を快諾してくださった高崎さん、織田さんにも心より感謝申し上げます。
私自身、漫画は好きです。でも正直、漫画の“仕事”のことは良くわかりません。だからこそ、せっかくなので、漫画のセオリーでは出来ないことにもチャレンジし、胸がザワザワする「わたヒモ」を読者に届けられたらと思っております。
是非「わたヒモ」を皆さんの手で育てていただき、そしてやがては“実写化”できたら……そんなことを夢見ております。何卒、よろしくお願いいたします!

※Albage Lingerieの小文字のaはサーカムフレックス付きが正式表記