谷口悟朗原案「エスタブライフ」TVアニメは橋本裕之監督で4月から、映画は谷口自ら監督

オリジナルプロジェクト「エスタブライフ」のビジュアル。

「コードギアス」シリーズなどで知られるアニメーション監督・谷口悟朗によるオリジナルプロジェクト「エスタブライフ」の詳細が発表に。TVアニメ、スマートフォンゲーム、映画で3つの物語が展開されることが明かされた。

「エスタブライフ」の舞台は、遠い未来の時代の実験都市“東京”。人口が減少傾向に転じた未来で、人類は種の繁栄のため生態系を管理するAIを作り、「人類の多様化実験」を実行していた。その結果、常人・獣人・魔族などの遺伝子改造による「多様な人種」が誕生。それぞれ独自の文化を有し、ガラパゴス的な進化を遂げた「クラスタ」と呼ばれる壁に囲まれた多様な街には、そこに適正をもつ人類がAIに管理されながら生活するようになっていた。TVアニメ、スマートフォンゲーム、映画では、この“東京”を舞台に、それぞれの物語が進んでいく。

TVアニメ「エスタブライフ グレイトエスケープ」の監督は、アニメ「ご注文はうさぎですか?」などで知られる橋本裕之。シリーズ構成・脚本に「フルメタル・パニック!」の賀東招二、キャラクターデザイン原案にコザキユースケ、アニメーション制作にポリゴン・ピクチュアズが名を連ねた。テレビ放送はフジテレビ「+Ultra」枠ほかにて、4月からを予定。またアジア以外の全世界に向けては、クランチロールにて配信が行われる。なお2月3日には、出演キャストなどTVアニメの続報が発表される予定だ。

映画「エスタブライフ リベンジャーズロード」は谷口自らが監督・脚本を担当。スマートフォンゲーム「エスタブライフ ユニティメモリーズ」はスクウェア・エニックスによって制作される。

今回の発表に併せて、プロジェクトPV、ビジュアルも解禁。ビジュアルには魔改造された東京の中心に位置する“大江戸城”を背景に、TVアニメ・スマートフォンゲーム・映画の各タイトルに登場するメインキャラクターが一堂に会している。プロジェクトPVに登場するのは、上野・お台場・三軒茶屋など馴染みのある名前だが、クセのある見た目や特徴を持った街。スピード感あふれるPVの中にはアニメ、ゲームの映像も収められた。

これらの情報は本日1月20日に行われた「フジテレビ『+Ultra』ラインナップ発表会2022」にて明かされたもの。YouTubeチャンネルの「Crunchyroll Extras」では、谷口や橋本監督らによるトークも行われた発表会の模様がアーカイブで配信されている。

TVアニメ「エスタブライフ グレイトエスケープ」

2022年4月よりフジテレビ「+Ultra」ほかにて放送予定

スタッフ

原案・クリエイティブ統括:谷口悟朗
監督:橋本裕之
原作:SSF
シリーズ構成・脚本:賀東招二
キャラクターデザイン原案:コザキユースケ
音楽:藤澤慶昌
企画・プロデュース:スロウカーブ
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ

映画「エスタブライフ リベンジャーズロード」

スタッフ

原案・監督・脚本:谷口悟朗
原作:SSF
企画・プロデュース:スロウカーブ
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ

(c)SSF/エスタブライフ製作委員会