顔にアザ持つ少女描く「青に、ふれる。」3巻、サイン入り色校当たるキャンペーンも
鈴木望「青に、ふれる。」の単行本3巻が、本日12月10日に発売された。
「青に、ふれる。」は顔に“太田母斑”と呼ばれる大きなアザがある女子高生・青山瑠璃子と、人の顔がみんな同じに見えてしまう症状“相貌失認”を患う教師・神田野光を軸に描かれる物語。月刊アクション(双葉社)で連載中だ。
なお鈴木は、11月に岩波ジュニア新書から刊行された外川浩子「人は見た目!と言うけれど 私の顔で、自分らしく」のカバーイラストに描き下ろしイラストを提供したばかり。同書はアザ・脱毛症・口唇口蓋裂などの“見た目問題”を抱える人たちと一緒に悩み、解決に取り組んできた外川が、当事者たちの体験を伝え、人との関係の築き方を考える1冊。外川からの「この本のイラストは鈴木望先生にしか描けない」というオファーを受けて、出版社の垣根を越えたコラボレーションが実現したという。鈴木は同書に、「何より私が十代のころに出会いたかった本。何年、何十年たっても読み続けられ、多くの人を光のある方向へ導く名作」とコメントも寄せている。
「青に、ふれる。」3巻と「人は見た目!というけれど」の発売を記念して、Twitterキャンペーンも展開されている。「青に、ふれる。」と「人は見た目!というけれど」の2作の単行本を一緒に撮影した写真を、ハッシュタグ「#見た目問題の本プレゼントキャンペーン」を付けて投稿した人の中から抽選で3名に、鈴木の直筆サイン入り色校と岩波ジュニア新書特製ブックカバーをセットでプレゼント。詳細は岩波ジュニア新書(@IwanamiJunior)のツイートにて確認しよう。
またコミックシーモア、dブック、ebookjapan、BOOK☆WALKERなどの電子書店にて、「青に、ふれる。」1巻が無料で読めるキャンペーンも実施。LINEマンガ、ピッコマでは「青に、ふれる。」2巻までの内容を、“待てば無料”にて読むことができる。
(c)鈴木望/双葉社