特集ドラマ「手塚治虫の戦争」に田中哲司、岡崎体育、野内まる、久野渚夏、山田健人

特集ドラマ「手塚治虫の戦争」の出演者

NHK大阪放送局が制作する、手塚治虫を題材にした特集ドラマ「手塚治虫の戦争」が8月12日22時よりNHK総合、NHK BSプレミアム4Kで放送決定。田中哲司、岡崎体育、野内まる、久野渚夏、山田健人が追加出演する。

手塚治虫役を高良健吾、大寒鉄郎役を原田琥之佑が演じることは既報の通り。田中は大阪でベビー用品を扱う葛西株式会社の社長・葛西健蔵役、岡崎体育はマンガ雑誌・少年キングの編集者である黒川拓二役と、2人は手塚治虫に関わる人々を演じる。

また大寒鉄郎に関わる人々として、野内は宝塚音楽舞踊学校に通う女学生・岡本京子役、久野は鉄郎が通う南野中学校の番長・石健司役、山田は鉄郎の同級生で真面目な軍国少年・三井役を担当。各キャストはコメントを寄せている。そのほか、公式サイトでは予告映像も発表された。

マンガ家として苦難の時期を迎えていた1970年代の手塚の姿を描き出す「手塚治虫の戦争」。会社の倒産と連載打ち切りによってどん底にいた手塚は、自身の戦争体験をもとにした自伝的作品「紙の砦」を発表した。すべてを失いかけたそのとき、手塚はなぜ“戦争”を描こうとしたのか。1973年の東京で執筆に挑む手塚と、1945年の大阪で戦時下を生きる“手塚の分身”・大寒鉄郎、2つの物語を行き来する形で描きながら、手塚の創作の原点と、彼が残したメッセージに迫る。脚本は桑原亮子、演出は鈴木航が担当する。

田中哲司(葛西健蔵役)コメント

葛西は手塚治虫先生と仲良しな関係ではありませんでした。でも心のどこかでつながりを感じて、寄り添いつつも一歩引いた、「微妙」な関係性を保っていたのだと思います。僕にとっての手塚治虫さんは特別な存在で、国民的な作品をたくさん描いている巨匠です。高良さんとは昔から共演しており再会を楽しみにしていました。撮影初日にベレー帽とメガネをつけた姿をみたとき、思わず「手塚治虫だ!」と。一気にドラマの世界に入り込めました。

岡崎体育(黒川拓二役)コメント

こんにちは、岡崎体育です!このたび手塚治虫先生の担当編集をされていた黒川さんを演じさせていただきました。
今回の撮影は、とにかく温かいスタッフの皆様とキャスト陣に囲まれていたなぁと思います。
みんなのことが大好きになりました。そんなチームでお送りするドラマ、絶対良いに決まってる!ぜひご覧ください!

野内まる(岡本京子役)コメント

京子は舞台に立つ夢を諦めたというより、「みんなもそうだから」と時代を受け入れようとしていた人だと思います。だからこそ、夢を手放さない鉄郎の姿はまぶしく、救いでもあったのではないでしょうか。
演じながら、戦争は命だけでなく、人が大切に育ててきた夢や感情、その人らしさまでも、奪ってしまうのだと感じました。
京子と鉄郎、それぞれの願いを通して、平和について考えるきっかけになればうれしいです。

久野渚夏(石健司役)コメント

この作品と出会い、僕と同世代の若者たちが戦地に送り出され、多くの命が奪われたという事実は、決して忘れてはならないことだと強く感じています。
今回、戦時中を生きる一人の学生・石健司を演じさせていただきます。石は、仲間想いでありながら、時に情けない姿も見せる人間味あふれる人物です。
作中では、戦時下という極限状態において鉄郎の描く「漫画」が生きがいのような支えとなり、次第に鉄郎という人間そのものにもひかれていきます。戦争という非日常の中で、石が番長としての責任感と自分らしさをどう貫こうとしたのか。その姿を見届けていただけたらうれしいです。

山田健人(三井役)コメント

三井役を演じました山田健人です。
地方撮影の帰り、半ば興奮状態で友人に電話をかけ、「お芝居が楽しすぎる!現場が最高なんだ!」と本気で語れるくらい青春を感じた現場でした。
大寒の漫画にひき込まれる登場人物が魅力的で、忘れられないお芝居がたくさんあります。すてきすぎるキャスト、スタッフさんと作った作品を是非見ていただきたいです!よろしくお願いいたします!

田島彰洋(プロデューサー)コメント

手塚治虫の生きる“現代”と、大寒鉄郎が生きる“紙の砦”。二つの世界を彩るキャストの皆さんをご紹介します。
葛西健蔵を演じるのは田中哲司さん。おおらかな優しさで手塚を包み込み、どこか“少年”のまま生きる手塚を “大人”として、“友人”として温かく見守ってくださいました。編集者・黒川拓二には岡崎体育さん。まっすぐで純粋なたたずまいはもちろん、ご自身も表現者ならではの創作へのリスペクトが、黒川という人物に深みを与えてくださいました。
「紙の砦」の世界を生きる鉄郎の仲間たちは、総勢320人のオーディションを経て出会った皆さんです。主演の原田さんとともに、あの時代を全力で生き抜いてほしい――そんな思いでお願いしました。
漫画好きの番長・石健司の久野渚夏さんは、まっすぐなお芝居と、誰からも愛される笑顔が決め手でした。オーディションで初めてお会いした瞬間、「石がいた」と感じたことを今でも覚えています。ドラマオリジナルキャラクター・三井 の山田健人さんは、戦争によって早く大人にならざるを得ない少年の揺れる心を、繊細に表現してくださいました。そして、ヒロイン・岡本京子の野内まるさん。連続テレビ小説「ばけばけ」でご一緒した時とはまったく違う表情を見せてくださり、そのたたずまいは、宝塚スターを目指す夢を抱える京子そのものでした。
今回ご紹介できなかったキャストの皆さんも、本当に魅力あふれる方々ばかりです。なお撮影は無事すべて終了しました。本日公開する予告映像で一足早くこの作品の世界を感じていただけたらうれしいです。放送もぜひ楽しみにお待ちください。

特集ドラマ「手塚治虫の戦争」

放送日時

NHK総合、NHK BSプレミアム4K:2026年8月12日(水)22:00~23:14

スタッフ・キャスト

原作:手塚治虫「紙の砦」「ゴッドファーザーの息子」
作:桑原亮子
制作統括:福岡利武
プロデューサー:田島彰洋
演出:鈴木航
出演:高良健吾、原田琥之佑、野内まる、久野渚夏、山田健人、岡崎体育、田中哲司ほか