OZの世界に「Welcome!」 細田守展が明日開幕「時かけ」約450枚の絵コンテずらり

「細田守の原点/展」場内の様子

細田守の原点/展」が、明日6月20日に東京・CREATIVE MUSEUM TOKYOで開幕。本日6月19日にはマスコミ向け内覧会が行われた。なお内覧会前には細田守監督と染谷将太によるトークショーを実施。その様子は追ってレポートする。

「時をかける少女」絵コンテ約450枚がずらり

「時をかける少女」の公開20周年を記念して開催されるこの展覧会。会場は「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」の3つのエリアと、「時をかける少女」以前の作品を展示するエリアの全4つで構成され、各作品の絵コンテ、レイアウト、原画、美術ボードといった制作資料などが展示されていく。

入口を入ると巨大なスクリーンにこれまで細田監督が手がけた作品のワンシーンが映され、展覧会の幕開けを告げる。その後、最初に登場するのは「時をかける少女」のコーナー。細田監督が手がけた絵コンテ約450点をはじめ、レイアウト、背景美術、原画などの資料がずらりと並ぶ。展示の近くには細田監督のコメントが掲示されていることも。

また720枚にもおよぶ原画で描かれた、真琴が千昭の待つグラウンドまで全力で駆け抜けるシーンを、絵コンテと原画で組み合わせた映像も上映されている。そのほか、細田守作品に印象的な空と雲のシーンを集めた映像集や、美術史から細田守作品の演出を読み解くコラムなどが展示された。

「サマーウォーズ」OZの世界に「Welcome!」

続く「サマーウォーズ」のコーナーでは「Welcome!」と書かれた入口を進むと、キング・カズマとラブマシーンの等身大フィギュアがお出迎え。劇中で印象的なカウントダウンの様子も映し出される。仮ケンジの立像が設置された中央の円形の展示ゾーンには、脚本や背景美術、設定資料、プロモーション資料などを展示。また各国で刊行されたマンガ単行本や、映画公開時のプロモーションの一環として展開されたケータイ壁紙のポスターも掲示された。さらに細田守作品のアクションに注目した映像も流されている。

細田監督初のアニメーション映像、44年ぶりに上映

その後、「時をかける少女」より前の演出家時代にフォーカスした「Early Days」のコーナーへ。金沢美術工芸大学時代の油絵や映像作品、東映アニメーション在籍時に手がけた「劇場版デジモンアドベンチャー」や「おジャ魔女どれみドッカ~ン!」などの作品の絵コンテが展示されている。さらに細田監督が初めて自主制作したアニメーション映像「one-sided war」も公開。細田が中学3年生の夏休み、パラパラアニメを8ミリフィルムで撮影した同映像では、湖に突如現れた謎の竜と戦闘機の攻防が繰り広げられる。細田監督の中学校時代の文化祭以来、44年ぶりの上映となった。

「おおかみこどもの雨と雪」雪と雨を抱える花のフィギュアが出迎える

最後は「おおかみこどもの雨と雪」のコーナーが展開される。中央には展覧会のために制作された、雪と雨を抱える花の等身大フィギュアが登場。その周りを映画の場面カットが取り囲んだ。周囲には原画やレイアウトの資料のほか、物語の舞台であり細田監督の出身地である富山の自然を描いた背景美術がずらりと並べられている。初めて雨と雪が雪山を駆け巡るシーンの映像も絵コンテとともに見ることができる。

細田守の原点/展」

期間:2026年6月20日(土)~8月31日(月)
会場:東京都 CREATIVE MUSEUM TOKYO

期間:2026年10月28日(水)~2027年1月4日(月)
会場:大阪府 グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボ

期間:2027年1月22日(金)~3月28日(日)
会場:福岡県 福岡市美術館

前売券:一般・大学生2300円、高校生1300円、小・中学生800円
当日券:一般・大学生2500円、高校生1500円、小・中学生1000円
細田守の原点/展」オリジナルじゃばらポストカードセット券:3100円
KING KAZMA vs LOVE MACHINEマフラータオルセット券:4800円

(c)細田守の原点/展

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