「八雲立つ」新シリーズが開幕、描き下ろし収録の愛蔵版も刊行スタート

メロディ4月号

樹なつみの新連載「八雲立つ 灼(あらた)」が、本日2月28日発売のメロディ4月号(白泉社)にてスタートした。

「八雲立つ 灼」は、樹が1992年からLaLa(白泉社)にて発表していた「八雲立つ」の続編。小学6年生になった晃己は、人間の怨念などから発生した負のエネルギー体である“念”の活性化を感じ取り、七地とともに“幽霊森”に向かう。累計500万部を売り上げた「八雲立つ」の新シリーズに注目したい。今号には、「八雲立つ」の最終回が収録された小冊子も付属している。

また本日、「八雲立つ」愛蔵版の1・2巻が同時発売。愛蔵版は全11巻構成で、8月まで毎月刊行されていく。1・2巻、そして11巻には描き下ろしマンガも収録。さらに樹の「一の食卓」6巻も同じく本日発売され、あとがきページには「続きはまた第二部でお会いしましょう」と樹のコメントが寄せられている。

このほかメロディ4月号ではマツモトトモ「九州男児のつくり方」シリーズの読み切りが登場。また山口美由紀「あなたのお背中、流したい。」は最終回を迎えた。さらに2月に上演された、成田美名子の画業40周年を記念した能公演「花花能」の描き下ろしレポートと、成田の愛猫を描いたショート「ちあわせにしかみえない」も掲載された。