菅野文が海外ドラマ「メアリー&ジョージ 王の暗殺者」のジョージを描き下ろし

菅野文が描いた「メアリー&ジョージ 王の暗殺者」応援イラスト (c)菅野文

「薔薇王の葬列」「オトメン(乙男)」の菅野文が、スターチャンネルEXで独占配信中、スターチャンネルで10月8日に放送が開始される海外ドラマ「メアリー&ジョージ 王の暗殺者」の応援イラストを描き下ろした。

「メアリー&ジョージ 王の暗殺者」は、英国王・ジェームズ1世とその愛人と言われたジョージ・ヴィリアーズの史実を映像化した全7話のTVシリーズ。菅野はニコラス・ガリツィン演じるジョージのイラストを描き下ろした。なお「薔薇王の葬列」は、英国王ジェームズ1世が庇護したウィリアム・シェイクスピアの史劇「ヘンリー六世」と「リチャード三世」を原案としている。

菅野の応援イラストに加え、辛酸なめ子からもコメントが到着。「脅し、いじめ、乱交、呪いに毒殺……17世紀初頭のイギリス王室の闇が深すぎて、現代の英国王室スキャンダルがかわいく思えるレベルです」と語っている。

辛酸なめ子コメント

脅し、いじめ、乱交、呪いに毒殺……17世紀初頭のイギリス王室の闇が深すぎて、現代の英国王室スキャンダルがかわいく思えるレベルです。

宮本亞門コメント

完全に魅せられ一気に見終えた! 実に挑発的だ、これほどイギリス王室の歴史に攻め込むとは! だからこそ官能的に隠蔽された事実を生々しく蘇えらせた人間ドラマになっている。母メアリーを演じるジュリアン・ムーアと息子ジョージ役のニコラス・ガリツィンが凄まじい演技を見せ、王を取り巻く欲を掴もうする人物たちも魅力的。こう来たか! と叫んでしまうほど見事なパズルのような脚本は息をつかせず、画家カラバッジオの描く暗闇の美の中、謎の男色のジェームズ王と王室が美しくも露骨に暴かれている。今を生きる我々にも通じる、策略、陰謀、家族、愛憎が渦巻き飽きさせない。人間が見事に炙り出された名作だ。

ドリアン・ロロブリジーダコメント

ジュリアン・ムーアとニコラス・ガリツィンがタッグを組んで成りあがりを目指す異色の“バディドラマ”!
宮廷内に渦巻く陰謀の数々と、惜しげなく晒される美しい男たちの肢体…ジュリアン・ムーアの“面構え”がたまらないわぁ!

嶽本野ばらコメント

ディオールがスコットランド女王メアリーに捧げるコレクションを発表した矢先、息子ジェームズ1世を巡るドラマとは!
彼が生きたのは男性が最も華美を競った時代。フリルをまとう美しき男性ファッションを堪能あれ!

ヤスダコーシキコメント

このドラマ、本来なら「英国ナンバーワンの美男子」ジョージが話の中心となるはず。もちろん彼がその美貌で成り上がる様子は面白いのですが、より見応えがあるのはジョージのママの策略家っぷりです。ママに注目!

ひらりさコメント

自分の美貌が持つ力を自覚し野心を得ていく青年はお好みですか? しかも、彼が狙うのが、国王(男)の寵愛であるなら…? 欲望渦巻く男同士の寵愛バトルを、圧巻のシナリオと役者陣で描く「メアリー&ジョージ」。120パーセントおすすめです!

本間恵子コメント

17世紀の肖像画から抜け出てきたかのような男女の華麗なる宮廷絵巻。ジュエリーや衣装、小物などの考証がしっかりしているので、タイムスリップしたかのように没入できる。地味な衣装が出世につれて派手になっていくのが心憎い。

高山亜紀コメント

「忘れてしまえば嘘も嘘でなくなる」と、毒親ジュリアン・ムーアが天使のように美しい実の息子ニコラス・ガリツィンをけしかけ、心身共に崩壊させる地獄絵図に悶絶躃地。とめどない欲に塗れた母子愛憎劇! まさかの史実原作!

冨永由紀コメント

17世紀に女性が大胆な野望を抱いたら?権力に取り憑かれた母に操られ、繊細な青年が悪の華へと変貌。
英国宮廷の知られざる実話を現代の感覚で斬る。ジュリアン・ムーアの企む表情とニコラス・ガリツィンの魔性に魅了される。