石川県舞台の劇場アニメ「数分間のエールを」配給収入の一部を復興支援として寄付

2024年2月20日2024年2月20日 editor

オリジナル劇場アニメ「数分間のエールを」金沢駅を描いたコンセプトアート。

石川県を舞台にしたオリジナル劇場アニメ「数分間のエールを」の配給収入の一部が、令和6年能登半島地震への復興支援として寄付されることが明らかに。併せてアートディレクター・まごつきが描いたコンセプトアートもお披露目された。

2024年初夏公開の「数分間のエールを」は、MV制作に没頭する男子高校生・朝屋彼方と音楽の道を諦めた女性教師・織重夕の出会いから始まる青春群像劇。「ラブライブ！」「宇宙よりも遠い場所」などを手がけてきた花田十輝が脚本を担当し、ヨルシカのMVなどを制作してきた映像クリエイターチーム・Hurray!が映像統括として、監督・アートディレクターなどを務める。朝屋彼方役に花江夏樹、織重夕役に伊瀬茉莉也が名を連ねている。

寄付は、作品を後援する石川県と製作委員会が、復興支援に関して協議を行い決定されたもの。石川県は作品の舞台になっているだけでなく、監督・ぽぷりかの出身地でもあるなど、「数分間のエールを」と強い関わりを持っている。公開されたコンセプトアートにも、金沢駅や片町、千里浜など、主人公・彼方の通学路を中心に石川県のさまざまな風景が描かれた。