薫&千太郎のセッションを捉えた「坂道のアポロン」予告編、主題歌は小田和正
小玉ユキ原作による実写映画「坂道のアポロン」の本ポスターと予告編が、公式サイトにて公開された。
予告編では、転校してきた知念侑李(Hey! Say! JUMP)演じる主人公・西見薫が、みんなから恐れられる中川大志演じる川渕千太郎と、ジャズを通じて心を通わせていく姿を描写。また映画のために、ピアノとドラムを猛特訓したという2人のセッションのシーンや、小松菜奈演じる迎律子に対する薫の思い、千太郎と衝突する場面も描かれた。
さらに予告編にて、映画の主題歌となる小田和正の新曲「坂道を上って」もお披露目。小田が本作のために書き下ろした、懐かしさと切なさが感じられるミディアムナンバーに仕上がった。小田は「参考までにと見せてもらった『坂道のアポロン』は素晴らしく、特に演奏の場面はスタッフの音楽に拘る気持ちが伝わって驚くほどの仕上がりでした。自分の書く曲が映画制作に携わった人たち、見る人たちの想いに少しでもそうことができればうれしいです」とコメントしている。
「坂道のアポロン」はジャズを通じて交流を深めていく学生たちを描いた青春ラブストーリー。原作は2007年から2012年まで月刊flowers(小学館)にて連載され、「このマンガがすごい!2009」オンナ編で1位を獲得し、第57回小学館漫画賞では一般向け部門を受賞。2012年にはテレビアニメ化もされている。映画は三木孝浩が監督し、2018年3月10日に全国ロードショー。
小田和正コメント
ボクの高校も海を見下ろす高台にあったので、やはり坂道を上って通っていました。中学高校と6年間。で、この曲を書きながらその頃のあれこれを思い出すことになりました。参考までにと見せてもらった「坂道のアポロン」は素晴らしく、特に演奏の場面はスタッフの音楽に拘る気持ちが伝わって驚くほどの仕上がりでした。自分の書く曲が映画制作に携わった人たち、見る人たちの想いに少しでもそうことが出来れば嬉しいです。
八尾香澄プロデューサーコメント
小田和正さんの紡ぐ、優しさや温かさ、心に深く刺さるストレートなメッセージがこの映画に必要だと感じ、オファーしました。企画段階で、原作者の小玉ユキさんから連載中に聴いていたのが小田さんやオフコースの曲であった、というお話も聞いており、オファーするのはまさに運命だと感じておりました。この映画に込めた”青春の喜び”と、10年、20年、50年と残る一本にしたいという想いを伝え、快諾いただきました。曲が完成し、初めて聴いたとき、メロディの美しさと歌詞の世界がまさに「坂道のアポロン」そのもので、驚き、感動し、思わず涙してしまいました。是非映画館でエンドロールの最後まで楽しんでいただきたいです。
実写映画「坂道のアポロン」
2018年3月10日(土)全国ロードショー
監督:三木孝浩
脚本:高橋泉
原作:小玉ユキ「坂道のアポロン」(小学館「月刊flowers」FCα刊)
出演:知念侑李、中川大志、小松菜奈、真野恵里菜 / 山下容莉枝、松村北斗(SixTONES / ジャニーズJr.)、野間口徹 / 中村梅雀、ディーン・フジオカ
(c)2018 映画「坂道のアポロン」製作委員会 (c)2008 小玉ユキ/小学館