「全プリキュア展」“聖地”横浜で明日開幕、78人の立像揃い「ひろプリ」チームも感激
アニメ「プリキュア」シリーズの20周年を記念した展示イベント「全プリキュア展 ~20th Anniversary Memories~」が、明日12月28日から2024年1月9日までの期間、神奈川・パシフィコ横浜ノースで開催される。これに先がけ本日12月27日にテープカットセレモニーが行われ、「ひろがるスカイ!プリキュア」よりキュアスカイ/ソラ・ハレワタール役の関根明良、キュアプリズム/虹ヶ丘ましろ役の加隈亜衣、山中竹春横浜市長、東映アニメーションの篠原智士氏が登壇した。
2月に東京・池袋で初開催され、愛知、大阪を巡回してきた「全プリキュア展 ~20th Anniversary Memories~」。開幕当時は「ひろがるスカイ!プリキュア」は放送開始前だったことから、関根は「『ひろがるスカイ!プリキュア』が終盤を迎えた今、また違った気持ちで会場を回らせていただきました。もらったバトンを手に走ってきた1年だったので、プリキュアたちの背中の大きさを改めて感じました」と感慨深い様子で語る。今回の会場よりキュアウィング、キュアバタフライ、キュアマジェスティを加えた総勢78体のプリキュアの立像が揃うとあって、「先輩たちと並び立つことができたうれしさもありますし、5人全員揃うことができたのが、やっぱり一番うれしかったです」と顔をほころばせた。
同じく「歴史を1つ、一緒に築けたんだなって気持ちでいっぱいになりました」と笑顔を見せる加隈。「キャラクター1人ひとり(のイラスト)が展示されているところに、我々もサイン付きで飾らせていただきましたので、ぜひご覧いただければ」と見どころを伝える。そして「それぞれのプリキュアとの出会いや思い出を振り返るタイミング。1年後、2年後に今日を振り返ったときに楽しい思い出になるように、ご飯を食べたり映画を観たり、素敵な時間を過ごしてください」と呼びかけた。
横浜は「映画プリキュア」の舞台となったことをきっかけに、今年9月には「全プリキュアパレード」も開催されるなと、プリキュアとは縁が深い土地。山中市長は「観覧車がプリキュアカラーになったり、地下鉄をプリキュアでラッピングしたり、街がプリキュア一色に染まります。“プリキュアの街・横浜”をお楽しみいただきたい」と“聖地”としての意気込みを見せる。会期中は横浜市内の映画館で「映画プリキュアオールスターズF(エフ)」のリバイバル上映も予定。同作の原画も横浜会場では40点追加展示されており、加隈も「映画を観てからこっちに来ても、こっちに来てから映画を観てもいいですし、この機会にぜひご覧いただければ。絶対楽しいです!」とアピールした。
篠原氏はこれまでの「全プリキュア展」を振り返り、「全部のプリキュアを集めるというイベントは初めてで、大きな期待もありつつ不安も少々あった。年齢や地域、性別を超えて本当にたくさんの方にご来場いただいて、25周年、30周年と続けている自信と状況ができました」と手ごたえを感じた様子。そして「非常にたくさんの展示物があります。先人たちのご苦労と、鷲尾(天)プロデューサーの根性と信念としつこさに、心から敬意を表したいと思います」と冗談交じりに語った。
「全プリキュア展~20thAnniversaryMemories~」横浜会場は明日12月28日から2024年1月9日まで開催。チケット情報などは展覧会の公式サイトで確認を。
「全プリキュア展~20thAnniversaryMemories~」横浜会場
会場:神奈川県 パシフィコ横浜ノース
会期:2023年12月28日(木)~2024年1月9日(火)
時間:10:00~19:00(最終入場18:30)、2024年1月1日(月)13:00~19:00、最終日10:00~18:00(最終入場17:30)
料金:前売券 大人2300円、大学生1900円、高校生~3歳1300円 / 当日券 大人2500円、大学生2100円、高校生~3歳1500円
券種:平日、初日、土日祝すべて日付・時間指定1時間3部制 / 毎時20分間隔
(c)ABC-A・東映アニメーション