ドラマ「新・ミナミの帝王」新作は3月放送、宗教団体の闇に銀次郎が鋭く切り込む

「新・ミナミの帝王 銀次郎の新たな敵は神様!?」キービジュアル

天王寺大郷力也原作によるTVドラマ「新・ミナミの帝王 銀次郎の新たな敵は神様!?」が、3月25日14時57分よりカンテレで放送される。

「ミナミの帝王」シリーズは“ミナミの鬼”と恐れられている大阪ミナミの金貸し・萬田銀次郎と、その舎弟・坂上竜一のコンビを中心に、欲望と金に翻弄される人々の姿をスリリングに描くヒューマンドラマ。「新・ミナミの帝王 銀次郎の新たな敵は神様!?」では“霊能語”を操るホームレスが、宗教団体の教祖として若者や主婦など救いを求める人々の心の隙間に近寄っていく。銀次郎の顧客の中にも、お布施のため身の丈に合わない借り入れをする者が。急成長を遂げる宗教団体の闇に、銀次郎が鋭く切り込んでいく。これまでに引き続き、銀次郎役は千原ジュニア、坂上竜一役は大東駿介が担当する。

千原ジュニア(萬田銀次郎役)コメント

今作への思い

最近の世間をにぎわせているニュースをギュッと凝縮した感じで、非常に見やすくて距離感の近いお話になっているかなと思います。コンプライアンスだなんだといっているこの時代に、“違法の金貸し”を主人公にしているという点でも、他にはないとても特異なドラマになっているかなと思います。

大東駿介との1年ぶりの共演について

そうですね。もうスッと入れる感じですね。そうそう、こんな感じと、お互いに違和感なく入っていけたんじゃないですかね。

視聴者に向けてメッセージ

現代の詐欺手法は特殊で巧妙になっていて、SNSも含めてあの手この手で人をダマそうとするいろんな手口があります。今回のドラマでは、そういった手口についても非常にわかりやすく盛り込まれているので、そのあたりも興味深く見てもらえたらと思います。また、ドラマを見ることで、みなさんの注意喚起にもつながればなと思いますので、ぜひご覧ください。

大東駿介(坂上竜一役)コメント

今作への思い

この一年を総括するような、社会に鋭くツッコんでいくのが、「新・ミナミの帝王」の持ち味だなと思います。22作目であり、10年以上シリーズで続くのもなかなかないので、本当にありがたいことです。ドラマを通して、社会に問題提起できている感じが面白いですね。

銀次郎の舎弟・竜一とはどんな人物か。また1年ぶりとなる千原ジュニアとの共演について

お金には生活と人生が深く関わっていて、お金を借りるという行為には、人間の生き方があると思います。それをつなぐのが竜一の役割だと思うので、いつも人間臭くいたいなと思っています。毎年、ジュニアさんとの共演を楽しみにこの作品をやらせてもらっています。年を重ねるごとに、今だからわかるジュニアさんの魅力・発見があります。今年で13年目。10年以上竜一としてそばにいられることは、ありがたいですね。

視聴者に向けてメッセージ

まさに、今の日本を切り取ったようなドラマになっているかなと思います。事件やニュースの裏側には、ニュースでは描き切れない、人の営み、人生があって、それを表現できるのが、ドラマかなと思います。上澄みでは、救いきれないそこに関わる人の人生、奥深さみたいなものを、このドラマを通してみていただけたらと思います。

「新・ミナミの帝王 銀次郎の新たな敵は神様!?」

放送日時:2023年3月25日(土)14:57~17:00
放送局:カンテレ ※関西ローカル

スタッフ

原作:「ミナミの帝王」 原作:天王寺大、漫画:郷力也
脚本:ひかわかよ
プロデューサー:近藤匡、三方祐人、神山明子、増田幸一郎、伊藤茜
主題歌:coldrain 「Help Me Help You」(Warner Music Japan)
音楽:PE’Z、櫻井真一
演出:高山浩児

キャスト

千原ジュニア、大東駿介、若月佑美、塩野瑛久、夙川アトム、南出凌嘉、増田有華、赤井英和 ほか

※高山浩児の高は、はしごだかが正式表記