実写映画「耳をすませば」ティザービジュアル第2弾、場面写真にはムーンの姿も
柊あおい原作による実写映画「耳をすませば」の第2弾ティザービジュアルと場面写真が公開された。
ティザービジュアルは、雫と聖司が自転車に乗り土手の上を走る中学生時代を切り取ったものと、 10年後に2人が再び同じ場所に立ち、向かい合っている姿を捉えたものの2種がお目見え。変化した2人の距離や街の風景が10年の月日を感じさせるビジュアルとなっている。
場面写真には、清野菜名、松坂桃李がそれぞれ演じた大人になった雫と聖司や、安原琉那と中川翼が演じた中学生時代の2人の姿も収められた。中学時代の雫とともに猫のムーンも姿を見せている。また日本とイタリアで離れて過ごす2人の思いに寄り添う劇中歌として「翼をください」が使用されることも明らかになった。
さらに柊からコメントも到着。柊は「『耳をすませば』を描いて33年、アニメ映画化から27年。映画を観て育ったスタッフの方々の熱い想いを伺って、『10年後の物語』という新しい切り口に興味を惹かれました」と実写映画化への思いを語り、「どんな世界を見せてくれるのかドキドキワクワク見守る思いは、やっぱり親なのでしょうね。思わぬパンデミックで暗い世相になってしまいましたが、この映画で少しでも世界が明るくなればと願っております」と期待を寄せた。
1989年にりぼん(集英社)で発表され、1995年にスタジオジブリがアニメ映画化した「耳をすませば」。実写映画では、原作にもとづいた「あの頃(過去)」とオリジナルストーリーの「10年後(現在)」が描かれる。同作は10月14日ロードショー。
柊あおいコメント
「耳をすませば」を描いて33年、アニメ映画化から27年。映画を観て育ったスタッフの方々の熱い想いを伺って、「10年後の物語」という新しい切り口に興味を惹かれました。今、新たな実写映画が生まれて、すっかり原作者の手を離れて歩いているキャラクター達が不思議です。けれども、どんな世界を見せてくれるのかドキドキワクワク見守る思いは、やっぱり親なのでしょうね。思わぬパンデミックで暗い世相になってしまいましたが、この映画で少しでも世界が明るくなればと願っております。
映画「耳をすませば」
2022年10月14日(金)公開
スタッフ
原作:柊あおい「耳をすませば」(集英社文庫<コミック版>刊)
監督・脚本:平川雄一朗
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/松竹
キャスト
清野菜名、松坂桃李、安原琉那、中川翼
(c)柊あおい/集英社 (c)2020『耳をすませば』製作委員会