朝霧カフカの小説を原作とした実写映画「文豪ストレイドッグス BEAST」の本ビジュアルと本予告が公開された。
「文豪ストレイドッグス BEAST」は、「文豪ストレイドッグス」の主人公・中島敦とその宿敵である芥川龍之介の所属組織がもし逆だったら、というif設定で展開される異能アクションバトル。ビジュアルには橋本祥平扮する芥川、鳥越裕貴扮する敦が向かい合う姿、そして谷口賢志扮する織田作之助と田淵累生扮する太宰治が背中合わせに佇む様子が写されている。
本予告は芥川が倒れながら「妹だけは……」と懇願するシーンから始まる。続くカットでは「ポートマフィアの白い死神め」という言葉に振り向く敦が映され、桑野晃輔扮する谷崎潤一郎、輝馬扮する国木田独歩とポートマフィアの戦闘シーン、芥川の“羅生門”と敦の“月下獣”が発動するシーンなどを展開。最後は「戦う理由を持つが故に」というセリフとともに、芥川が敦と拳をぶつけ合うカットで締めくくられている。
また澁澤龍彦役を村田充、フョードル・D役を岸本勇太、坂口安吾役を荒木宏文と、舞台「文豪ストレイドッグス」のキャスト陣が演じることも明らかに。孤児院の院長役として南圭介も出演する。音楽は岩崎琢が担当。主題歌はロックユニット・GRANRODEOの「時計回りのトルク」に決定した。本予告では「時計回りのトルク」も聴くことができる。
そのほかムビチケ特典第2弾として、11月12日からはA4クリアファイル「織田作之助&太宰治」を配布。「文豪ストレイドッグス BEAST」は2022年1月7日に公開される。
岩崎琢(音楽)コメント
きっと浅はかな深読みに違いないのだけど、、
本来の「文豪ストレイドッグス」の物語が漫画=アニメという
2次元の世界の中で進んでいるのに対して、この「文豪ストレイドッグス BEAST」は、
「文豪ストレイドッグス」とは違う次元に存在する世界の物語を、
アニメとは違った次元の表現方法(2.5次元)で具現化するメタ的なコンセプト(?)に
僕は勝手にクラッと来てしまいました。可能性世界の一つ、楽しんで頂けたらと思います。
KISHOW(GRANRODEO)コメント
文ストもいよいよ実写映画化すごいですね!
今回もまた我々GRANRODEO をご贔屓にありがとうございます(笑)
とにかく抽象的な雰囲気の歌詞にしたかったので、
曲と聞く人の数だけの解釈で感じてもらえたら。と思います。
中也推しです(笑)がんばれ~!
e-ZUKA(GRANRODEO)コメント
文スト作品に4曲も参加させていただけて嬉しいです!
今回は正義と悪が入れ替わる対比を楽曲で表現してみました。
劇場版ならではの面白い曲ができたと思っています。
気に入っていただけたらうれしいです!
映画「文豪ストレイドッグス BEAST」
2022年1月7日(金)公開
スタッフ
原作:角川ビーンズ文庫「文豪ストレイドッグス BEAST」
監督:坂本浩一
脚本:朝霧カフカ
音楽:岩崎琢
主題歌:GRANRODEO「時計回りのトルク」
配給:KADOKAWA
キャスト
芥川龍之介:橋本祥平
中島敦:鳥越裕貴
織田作之助:谷口賢志
太宰治:田淵累生
銀:紺野彩夏
泉鏡花:桑江咲菜
中原中也:植田圭輔
国木田独歩:輝馬
江戸川乱歩:長江崚行
谷崎潤一郎:桑野晃輔
宮沢賢治:堀之内仁
与謝野晶子:広川碧
谷崎ナオミ:齋藤明里
澁澤龍彦:村田充
フョードル・D:岸本勇太
院長:南圭介
坂口安吾:荒木宏文
(c)映画「文豪ストレイドッグス BEAST」製作委員会