おかざき真里×燃え殻がタッグ組む新連載「あなたに聴かせたい歌があるんだ」

「あなたに聴かせたい歌があるんだ」より。

燃え殻が原作、おかざき真里がマンガを手がける短期連載「あなたに聴かせたい歌があるんだ」が、本日9月14日発売の週刊SPA!9月21日・28日合併特大号(扶桑社)でスタートした。

デビュー作「ボクたちはみんな大人になれなかった」がベストセラーとなった小説家の燃え殻と、先日7年にわたる連載作「阿・吽」が完結したばかりのおかざきがタッグを組む「あなたに聴かせたい歌があるんだ」。燃え殻によるオリジナル原作をおかざきがマンガとして発表する同作は、高校の教室で起きたとある事件をきっかけに学校を去った英語教師の女と、そのとき教室にいた17歳の“僕たち”の人生が、10年の時を経て交差していく物語だ。

燃え殻は「編集Mさんが『実現するかしないか関係なく、誰に描いてもらいたいですか?』と質問してきたので思わず、『おかざき真里さん』とこたえてしまいました。 言った自分自身も、編集Mさんも同時に(引き受けてもらえるわけが)『ない! ない!』とほぼ同時にハモったのを覚えています」とコメント。一方のおかざきは「燃え殻さんの書かれるものは無限に想像が広がっていくので、毎話のページ数に収めるのが大変です。全話読んで、振り返ると何かひとつぼんやりした輪郭が見えるものを描ければいいなと思っています」と思いを綴った。なおWebサイトの日刊SPA!では連載開始を記念し、第1話の無料公開を予定している。

燃え殻(原作)コメント

もともとは小説として考えていたものでした。
漫画化に際して、編集Mさんが「実現するかしないか関係なく、誰に描いてもらいたいですか?」と質問してきたので思わず、「おかざき真里さん」とこたえてしまいました。  
言った自分自身も、編集Mさんも同時に(引き受けてもらえるわけが)「ない! ない!」とほぼ同時にハモったのを覚えています。
おかざき真里さんの線とテンポで表現される「あなたに聴かせたい歌があるんだ」の世界を一読者として、楽しみにしております。

おかざき真里(漫画)コメント

燃え殻さんの書かれるものは無限に想像が広がっていくので、毎話のページ数に収めるのが大変です。
全話読んで、振り返ると何かひとつぼんやりした輪郭が見えるものを描ければいいなと思っています。
漫画誌ではない雑誌での連載も、週刊誌での連載も初めてで、生まれたての仔牛のように震えています!
短期連載ですが最後までお付き合いいただけますとありがたいです。