「恐竜大紀行」岸大武郎のデビュー作含む初期短編集「SOS!ムシムシ探偵団」刊行

「SOS!ムシムシ探偵団」

岸大武郎の短編集「SOS!ムシムシ探偵団」が、本日9月9日に久志本出版より刊行された。

同書は週刊少年ジャンプ(集英社)で「恐竜大紀行」「てんぎゃん-南方熊楠伝-」を連載した岸が、1985年から1990年にかけて発表した、デビュー作を含む短編マンガ5本を収録した作品集。表題作の「SOS!ムシムシ探偵団」では、ほとんどの昆虫が絶滅した近未来を舞台に、昆虫好きの少年たちによるクラブ・ムシムシ探偵団がカブトムシを探して奔走する姿が描かれている。またデビュー作「水平線にとどくまで」や、雑誌掲載時のカラーページを再現した単行本初収録作「あいつ」のほか、「方舟」「21世紀の流れ星」が収められた。さらに巻末には岸によるあとがきを収録。電子書籍版は明日9月10日より各電子書店にて順次配信される。