映画「わたとな」アラタアキがちょんまげ姿の柄本佑描いたイラスト

映画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」に寄せて執筆された、アラタアキのイラスト。

映画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」に寄せて執筆されたアラタアキのイラストが、場面写真とともに公開された。

今回披露されたのは、髪を結ったちょんまげ姿の俊夫を描いたイラストで、劇中では使用されていないもの。柄本佑演じる俊夫が自分自身のマンガを描いていた頃の姿を捉えており、黒木華演じる佐和子の手伝いをしている現在の俊夫とは、どこか違った一面が垣間見える場面となっている。またアラタは撮影現場に立ち会った際を振り返り、「お二人とも作業する姿が馴染んで見えて驚いたのを覚えています。まるで実際に描いているような視線の動きだったり、息づかいで、自然な美しいシーンになっていて素敵でした!自身の原稿がお二人の手で目の前で仕上がっていく様子に感動しましたし、初めての映画の撮影現場でとても貴重な経験をさせていただきました」とコメントを寄せた。

9月10日に公開される映画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」は、マンガ家の佐和子と、彼女の夫であり同じくマンガ家の俊夫を軸とした物語。結婚5年目の夏、佐和子が突然不倫を題材にした新作マンガを発表し、そこには佐和子と俊夫にそっくりな夫婦の姿が描かれていたことから、佐和子の担当編集者と不倫をしていた俊夫は「佐和子にバレたかもしれない」と精神的に追い詰められていく。一方の佐和子は自動車教習所の若い先生と淡い恋に発展し……。劇中に登場するマンガはアラタと鳥飼茜が執筆している。

アラタアキコメント

黒木さんは仕上げのホワイトを入れるシーン、柄本さんはトーンを削るシーンを撮影するときに立ち合わせていただきました。
お二人とも作業する姿が馴染んで見えて驚いたのを覚えています。まるで実際に描いているような視線の動きだったり、息づかいで、自然な美しいシーンになっていて素敵でした!自身の原稿がお二人の手で目の前で仕上がっていく様子に感動しましたし、初めての映画の撮影現場でとても貴重な経験をさせていただきました。

堀江監督コメント

衣装合わせの時、柄本さん演じる漫画家俊夫がかつて人気連載作家として執筆をしていた頃「どんな風貌をしているのか?」という話になりました。その時に柄本さんご自身が、試しにとガシッと髪をかき上げてちょんまげにしてみたら、その場にいたスタッフ一同満場一致でちょんまげ頭に決まりました。衣装は、ビビットな色合いで派手な柄シャツにすることで、売れっ子作家のエネルギッシュさと若さを感じさせるものに決まりました。いざ撮影では、ちょんまげ頭により額があらわとなったことで、よりくっきりと映えた柄本さんのペン先への鋭い眼差しが、俊夫の漫画に対する情熱と執念のようなものを感じさせてくれました。「この俊夫になら、佐和子はきっと恋をできる」そう思わせてくれる無言の迫力がありました。余談ですが、柄本さんは撮影現場でヘアメイク衣装部の皆さんから「殿!」と呼ばれてましたがそれはこの髪型が所以かもしれません(笑)

映画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」

2021年9月10日(金)東京・新宿ピカデリーほか全国公開

脚本・監督:堀江貴大
出演:黒木華、柄本佑、金子大地、奈緒、風吹ジュン
劇中マンガ:アラタアキ、鳥飼茜
製作:「先生、私の隣に座っていただけませんか?」製作委員会
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
制作プロダクション:C&I エンタテインメント
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ

(c)2021「先生、私の隣に座っていただけませんか?」製作委員会