マンガ家が描く20の“東京”「漫画『もしも東京』展」開幕、作品集やグッズの先行販売も

「漫画『もしも東京』展」の様子。大童澄瞳の作品が展示されている地下1階の水と石のプロムナード。

アートプロジェクト「漫画『もしも東京』展」が、本日8月4日に東京・東京都現代美術館で開幕した。

9月5日まで開催される「漫画『もしも東京』展」は、20人のマンガ家が「東京」をテーマに描き下ろした20の作品を展示する企画。作品は「読む東京、歩く漫画」をコンセプトに展示され、地下2階の講堂のみならず、1階中庭には石塚真一、地下1階の水と石のプロムナードには大童澄瞳の作品がそれぞれ登場している。また音声ガイドのナビゲーターは花江夏樹が担当。音声ガイドはアート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」のアプリケーションにて無料で聴くことができる。

そのほか東京都現代美術館内のミュージアムショップ・NADiff contemporaryでは、本日より作品集「もしも、 東京」と同書の刊行記念グッズを先行販売。「もしも、 東京」は浅野いにお出水ぽすか萩尾望都ら「漫画『もしも東京』展」に参加している作家陣に加え、鈴木敏夫ら7人の著名人の寄稿と写真を加えた作品集となっている。グッズとして用意されたのは、「もしも、 東京」にも収録された作品を使用したトートバッグ、クリアファイル、ポストカード。作品集とグッズはNADiff contemporary店頭のほか、オンラインストアのNADiff Online、OIL by 美術手帖でも販売されている。なお「もしも、 東京」は9月10日に一般発売される。

「漫画『もしも東京』展」

会期:2021年8月4日(水)~9月5日(日)
休館日:毎週月曜日、8月10日(火) ※8月9日(祝・月)、8月30日(月)は開館
開館時間:10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
会場:東京都 東京都現代美術館
料金:無料、講堂内のみ事前予約制

参加マンガ家(50音順)

浅野いにお安倍夜郎石黒正数石塚真一市川春子岩本ナオ太田垣康男大童澄瞳奥浩哉小畑友紀黒田硫黄咲坂伊緒出水ぽすか萩尾望都昌原光一松井優征松本大洋望月ミネタロウ山下和美吉田戦車