「ゆめ色クッキング」くりた陸の遺作を収録、闘病生活を描くエッセイが単行本化

「乳がんに襲われ余命宣告を受けた少女漫画家の家族への手記 陽だまりの家」(帯あり)

「ゆめ色クッキング」や「くじらの親子」で知られるくりた陸の単行本「乳がんに襲われ余命宣告を受けた少女漫画家の家族への手記 陽だまりの家」が、本日9月15日に発売された。

本書にはフォアミセス(秋田書店)に掲載されたエッセイ「陽だまりの家」と「娘とともに…」の2本を収録。2011年に描かれた「陽だまりの家」では、悪性腫瘍の診断が下されてからの闘病の日々を描く。また今年7月に発表された「娘とともに…」では乳がんが再発したなか、自身の人生を振り返りながら、大きく成長した娘の親離れについても綴られている。「娘とともに…」は7月に逝去したくりたの遺作となった。