「ベルセルク」三浦建太郎が急性大動脈解離で死去、54歳

「ベルセルク」1巻

三浦建太郎が、5月6日14時48分に急性大動脈解離で死去した。54歳だった。

三浦は1966年7月11日、千葉県生まれ。1985年に週刊少年マガジン(講談社)にて「再び…」でデビューした。1988年には月刊コミコミ(白泉社)で読み切り作品「ベルセルク」を発表。「ベルセルク」は翌年の1989年に月刊アニマルハウスで連載がスタートし、その後は後継誌であるヤングアニマル(ともに白泉社)で連載されていた。単行本は40巻まで刊行中。また同作はTVアニメ化や劇場アニメ化も果たした。2019年からは、新増刊ヤングアニマルZERO(白泉社)にて「ドゥルアンキ」の“原作&プロデュース”を担当していた。

なお告別式は家族のみで執り行われたとのこと。白泉社の公式サイトには、ヤングアニマル編集部一同から「この受けいれがたい事実をどのように捉えたらいいのか。正直、言葉が見つかりません。思い出されるのは、編集部の人間に会うと、いつも朗らかにご自分の好きな漫画やアニメ、映画の話などを楽しく語っていた時の笑顔ばかりです。我々は三浦先生の怒った顔を見たことがありません。いつも楽しそうな少年のような方でした」とコメントが掲載されている。またベルセルク」公式Twitterとヤングアニマル公式Twitterには、ヤングアニマル編集長および担当編集者のメッセージも公開された。